「TOKYO DESIGN WEEK 2016」で日本工業大学の学生が制作したオブジェが炎上し5歳の男の子が死亡する痛ましい事故が発生しましたが、昨日東京地裁で元大学生2名に対し執行猶予付きの有罪判決が下されました。この件についての筆者の感想とネット上の反応などをまとめました。
執行猶予付き有罪判決が下る
5年前、東京・明治神宮外苑のイベントで展示作品のジャングルジムが燃えて5歳の男の子が死亡した火事で、元大学生2人に禁錮10カ月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。
日本工業大学の元学生2人は2016年、明治神宮外苑のイベントでジャングルジム型の木製のオブジェに照明の白熱電球をつけたまま放置して火事となり、遊んでいた5歳の男の子を死亡させた罪などで起訴されました。
2人は無罪を主張していました。 東京地方裁判所は「わずかな注意を払えば火災の発生を十分に予見できた」「注意義務違反の程度は相当に大きい」などと指摘し、元学生2人に対して禁錮10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
引用:5歳児死亡 外苑オブジェ火災 元学生2人に有罪判決
5年前にずいぶんと痛ましい事故が起こりましたが、漸く1審判決が下されましたね。しかし、5歳の男の子を生きたまま焼き殺しておいて禁固10か月・執行猶予3年ですか。こんな判決を下した裁判官はどんな頭してるんでしょうね?
死亡した男の子の氏名は佐伯健斗君と判明しています。しかし綺麗に真っ黒焦げですねえ…前世で一体どんな大罪を犯したらこんな惨い死に方するんでしょうね?
日本工業大学ってどんな大学?
今回の痛ましい事故を起こした作品は日本工業大学のものと判明しています。その中でも「新建築デザイン研究会」が作った作品であると判明しています。
まず、日本工業大学の建築学部の偏差値を調べてみたところ、驚愕の37.5。レベル低いですね~こんな大学に通っていたのではこういう事件を起こしたのも頷けます。一体どんな教育をしていたらこんな痛ましい事故を起こす学生が育つんでしょうかね?
おまけに、この事故を起こした学生は「白熱電球が熱くなることを知らなかった」と主張をしています。こんなことは一般常識といえるのですが、そんなことさえも知らないということに呆れてしまいますね。
更に、上の画像は大学イベントでの紹介文なのですが、本来「want」のはずのところが「wont」になっています。これはタイプミスなんでしょうけど、こんな初歩的なことさえも気づかず、更に英文に鍵括弧まで使う始末。英語の場合、鍵括弧は使わないと思うのですが。中学生でもこんなミスはしないと思うのですが、日本工業大学の学生の英語力は中学生未満ということですか?
しかも、こんな事故を起こしておいて事故当日に打ち上げをし、現在に至るまで謝罪は全くなし。人1人殺したって自覚が全く見受けられません。ここまでくると呆れてものが言えないですね…
ネット上の反応は?
工業専門の学生なのに、電球が高熱になる事も木屑が発火する事も予測できないなんて、どういう事⁈って事件当時から思っていた。何を学んできたの?? 私は文系出身だけど、電球が高熱になるからホコリも危険だって事くらい知っている。裁判でも指摘されてるけど、教授の指導もなかったとか、乱暴な言い方だけどみんなバカすぎる。有罪判決は妥当です。
引用:5歳児死亡 外苑オブジェ火災 元学生2人に有罪判決
ただ見るだけの展示品ではなく、遊べるものとして置くのであれば、少し過剰なくらい安全性に気を付けるものではないの?無知なまま作成した学生の責任はもちろんあるだろうが、学校側やイベント主催者側の責任が問われないのは到底納得できません。学生が作成したものが安全であるかどうか確認もせずに、不特定多数の人に使わせるなんてどう考えてもおかしい。
男の子の味わった恐怖、親御さんの無念さを考えると涙が出ます。そしてもうひとつ、火災が起きてお父さんが必死で息子さんを助けようとなさっているところを、スマートフォンで撮影??考えられない。まともな人間のすることじゃない。
引用:死亡男児の両親「助けられたのでは…」 オブジェ火災、元学生に有罪
大学のそれも建築科、白熱球が発火する危険が有ると言う様な、基本的な事は知っていなければならないレベル。また、木の性質についての知識も木造建築を教える科が無ければ知らないでしょう。大学の建築科は先進的な建築を研究すると言う位置づけで、木造建築を教えるところは少ない。
みなさん、大学の建築科卒は木造建築について学んでない方が多いのですよ。だから、こんなイベントがそれを学ぶチャンスなのに、木の性質、光の性質、消防法etc
何も学ばす作品を作っただけですか?研究の一環として取組んでいたら、こんな初歩的なミスは起こさなかったでしょう。
引用:死亡男児の両親「助けられたのでは…」 オブジェ火災、元学生に有罪
この工業大学は、工業高校から多くの学生を推薦入学で入れている。
投光器にオガクズを接触させたら火災の危険があると感覚的にわからないくらい工業高校や下位ランクの工業大学のレベルは下がっているのだと思う。
大学全入では無く、優秀な学生にはどんどんと高度な教育をさせる一方で素質のない人は無理に大学なんて行かせずに高校を卒業したらマニュアル通り作業をする作業者になってもらった方が良いかも知れない。
引用:死亡男児の両親「助けられたのでは…」 オブジェ火災、元学生に有罪
残酷な事故で、当時のニュースの映像を鮮明に覚えています。危険を予測できたかできなかったかなんて、関係ありません。予測しなければならならなかった、当たり前のことです
建築を学んでいて、まず考えなければならないことは「安全」です。まだ学生だったからでは許されることなんてありません。この程度のことを理解せず、大学で何を学んでいたのだろうと今でも腹立たしい思いです。
引用:死亡男児の両親「助けられたのでは…」 オブジェ火災、元学生に有罪
この元学生たちには厳しいですが、建築に携わる資格はなく、携わるべきではないと思います。でも今も建築関係の仕事についている、小さい子供の命と引き換えにしないとできなかった理解なんて、、同じ建築に携わっている者として、どうして建築を続けることができるの疑問しかありません。
学生に執行猶予がついたことよりも、イベントの依頼を受けて学生をアレンジした学校、教授がナンのお咎めもないことの方が驚きだ。
どういう経緯で学生はこのイベントに出展したんだろうか? 学校にただ募集の紙が貼ってあっただけなのか、教授を通しての依頼で、教授が監督のもとの出展なのだろうか? そのあたりが当時からどの記事にも書かれていない。
とても重要なことだと思うがね。 もし、後者であれば理系・工学系の学生は安心してプロジェクト制作ができなくなる。
引用:今ごろどんな子に… 元学生の有罪判決受け5歳児の両親
悲惨な死に様も、これも運命
まあ、彼の死は意味のあるものだったんじゃないでしょうか?確かに無茶苦茶苦しい死に方だったでしょうけれど、彼の死によっていわゆるFランと言われるような大学の学生がいかに常識を知らないで危険な行為に及んでしまうかが日本全国に知れ渡りました。これだけでも勲章ものといえます。
間違いなく今回の事故によって作品の安全性がこれまで以上に吟味されていくでしょうし、大学側も(特に学力的に劣る大学では)安全教育により一層力を注ぐことになるでしょう。そういう意味では、彼の死によって未来の死亡事故が防げるようになった、という言い方もできるわけです。何の意味もなく死んでいく一般の方々と違って彼はきちんと教訓を残して死んでくれたわけで素晴らしい戦死とも言えますね。
ということで、黙とうをささげたいと思います。黙祷(Ω\ζ°)チーン)
最後に
こういう記事を書くとキーキー喚く方が毎回のように居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。
- 刑法第230条(名誉棄損罪)
- 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
- 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。
侮辱罪に関してですが、これはそもそも死者に対しては一切成立しません。まあ、この程度のことで一々切れるような人はインターネット使うこと自体止めた方が幸せだと思いますよw