209系とE231系の投入が完了した八高線ですが、ここへ来てワンマン化と電気式気動車を投入する構想が浮上しました。今回はこの2つの話題を取り上げます。
八高線 ワンマン化へ
JR東日本は乗務員の不足・ローカル線区の効率化を目的としてワンマン運転の拡大を目指しています。
今回、4両編成と比較的短い八高・川越線が対象線区として選ばれました。今後は順次、短編成の線区についてはワンマン運転とする模様です。ワンマン運転といっても車内で運賃収受などを行うわけではなく、あくまでも乗降時の安全確認やドア開閉を運転士が行う形にして車掌乗務を廃止するということの模様です。
対象となるのは、八高・川越線で運用されている209系3500番台(4両×5編成)とE231系3000番台(4両×6編成)計11編成で、今春時点で平日では10運用です。
恐らくワンマン運転への対応工事にはそれなりに工期を要しますので、209系3100番台の登板もしばらくは続きそうですね。
となると、八高・川越線でワンマン運転を開始するのは少なくとも来年春?以降となりそうです。
なお、209系3100番台とは?と思った方もいると思いますので、概要等は以下の記事に載せてあります。
新型気動車投入?
一方、キハ110に代わる電気式気動車GV-E400系を入れるという噂がありますが、こちらはまだ本決まりではないとのこと(ソースはこちら)。
てっきり周りが電化区間で囲まれていることから蓄電池式電車を導入するものとばかり思っていましたが、電池容量の関係で航続距離が足りないということなのか。
途中の小川町か寄居に充電設備を設ければいけそうですが、それよりは電気式気動車を導入した方がコスト的には安上がりなのでしょうかね…
蓄電池の技術も年々向上していますし、電気式気動車と蓄電池電車のどちらが導入されることになるのか?今後に注目です。
追記:GV-E400系が試運転を実施
秋田地区へ配属予定のGV-E400-9が高崎地区へ回送され、試運転が実施される模様です。高崎地区にもGV-E400系が投入されるのか、今後の動きに注目ですね。