本日富山地方鉄道の東新庄駅構内で脱線事故が発生し、現在も稲荷町駅~越中三郷駅間で代行バス輸送を行っています。以前にも脱線事故を起こしていますが、原因は何なのでしょうか?
東新庄駅構内で脱線事故
7/26の朝方に東新庄駅構内で脱線事故が発生し、現在も稲荷町駅~越中三郷駅間で運転再開の見通しが立っていません。原因については調査中とのことです。なお、当該編成は14760形14767編成です。
原因は車両の不具合か?保線か?
原因は保線が不十分だったために起きたという声や車両側の不具合を疑う声があります。
車両についても当該車両が40年近く運行されていることから老朽化が指摘されています。損傷具合によっては復旧しないまま廃車になる可能性も否定できませんね。
2012年にも事故が起きていた
実は今回が初めてではなく、2012年にも保線の不具合が原因とみられる列車脱線事故を起こしています。
また、その前の2008年にも中加積駅で脱線事故が発生しており、この時には同駅構内の線路の枕木が腐ったまま・犬釘が折れたまま放置されていたことが原因であるとして運輸安全委員会から保守管理の杜撰さが指摘されています。
車両は順次更新へ
車両については移動等円滑化取組計画書の中で2019年度に1編成・2020年度に2編成を更新することが明らかになっており、西武鉄道10000系の譲渡される可能性がささやかれています。
また、この他にもJR東海の211系や213系が315系に置き換えられることに伴い、譲渡されるのではないかという噂もあります。これにより、クハ175形や14760形については置き換えられることになると思われますので、早めに記録しておいた方がよいでしょう。
最後に
富山地方鉄道はダブルデッカーエキスプレスなどいろいろと面白い列車を走らせていたので、今度乗りに行ってみようかな?と思っていただけに大変残念ですね。今後このような事故を起こさないようにしてもらいたいものですね。