阿佐海岸鉄道のDMVでの運行がついに昨日開始されました。一体どのようなものになっているのでしょうか?
世界初のDMVがついに運行開始
阿佐海岸鉄道で導入が進められていたDMVですが、ついに12/25から運行を開始しました。阿波海南駅~甲浦駅間は鉄道車両として、それ以外の区間をバスとして走るという二刀流を実現しています。
最初に開発したのはJR北海道で、実証実験も行われましたが、2013年になってからJR北海道管内で事故が多発したこともありJR北海道は安全対策と北海道新幹線に経営資源を集中させる事を理由として実用化が断念されています。
現在の運行ルートとダイヤは?
運行ルートは阿波海南文化村から阿波海南駅・甲浦駅を経由して道の駅宍喰温泉へ至るルートとなっています。土休日はこれに加え一部の便が室戸岬を経由して海の駅とろむまで運行します。なお、座席数に限りがあり、各便の定員を超えると乗車できません。発車オーライネットまたは宍喰駅で事前購入することをお勧めします。
DMVの運行開始に伴い、高知東部交通との接続は「海の駅東洋町」で行うようになります。徳島バス南部との接続はこれまで通り甲浦駅で行います。