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いつか来るものだとは思っていましたが、ついに高崎から115系が消えることになってしまいました。これにより高崎ローカルは211系のロングシート車に統一されることになります。

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115系の概要

115系は国鉄時代の1963年に登場した車両で、通勤ラッシュにも対応すべく車内は3扉セミクロスシートになっています。高崎支社では翌年から運用を開始し、その後2001年に高崎線から、2004年に宇都宮線から撤退しています。現在は信越線・吾妻線・上越線・吾妻線で運用されています。塗色が緑とオレンジの二色だったので「みかん電車」・「かぼちゃ電車」などの愛称をつけられていました。

211系投入が進み、3月で引退へ

115系も過酷な状況で走ってきたのか、老朽化が進んでいました。今回、E233系の投入によって余剰となった211系を短編成化することにより、115系の運用を賄えるようになったため引退することが決定してしまいました。流石にオールロングシートはきついですが、長時間乗車するような乗客は青春18きっぷ利用者くらいしかおらずほとんどの乗客は短時間の乗車でしょうからこれでもいいのかもしれません。半自動ドアの装備もあるので、保温性にも優れていますし…

運用列車は?

現在115系で運用されている列車は以下の通りです。なお、運用の差し替えにより211系で運行されている場合もあります。

両毛線
435M・465M・481M
424M・456M・474M

吾妻線
521M・527M・537M・539M・547M
520M・526M・528M・536M・544M

信越線
145M・149M・153M・157M・163M
126M・152M・156M・160M・162M

上越線
731M
738M

定期運行に伴うイベント

車体に「ありがとう115系」シール

1月15日から運行終了日まで車体側面に「ありがとう115系」のシールを貼付します。

スタンプラリー実施

2月1日から3月31日の間、115系が走る各路線と湘南色に縁のある駅を巡るスタンプラリーが開催されます。詳細は1月下旬ごろにJR東日本高崎支社のホームページで発表されます。

引退記念列車運転

3月21日に115系の団体専用列車を運行されます。高崎~横川間を往復する「信越本線コース」と、高崎~水上間を往復する「上越線コース」の2つが設定されます。両コースとも折り返し駅で撮影会イベントが行われます。

・信越本線コース

高崎9:47→横川10:20、横川10:50→高崎11:20

・上越線コース

高崎13:14→水上14:26、水上15:02→高崎16:04

両コースとも価格は大人11500円、子供10500円で募集人数は192人です。ただし一人での申し込みはできず、大人一人以上を含む2人から4人で申し込む必要があります。また、115系トートバッグや金属製の記念ミニプレートなどといった特別グッズ等ももらえます。

まとめ

これでJR東日本で走る115系を見れるのは新潟だけに。それもE129系の投入が完了するまでの話。いつまで走るのやら…

あとわかっているとは思いますが、撮影を行う際にはルール・マナーを守ってください。あんまり酷いと今後はイベントの設定が行われなくなってしまうかもしれませんので。