先月、豊田区所属の189系M50編成が引退し、廃車解体されましたが、ほかの編成も安泰ではないようです。
現在判明している運用
ホリデー快速富士山1・2号(新宿~河口湖)…3/11までの土日運転
快速富士山(新宿~河口湖)… 3/16までの金曜日運転
今後はどうなる?
房総特急の縮小に伴って現在余剰になっているE257系500番台によって置き換えられる可能性が高いものと思われます。
おはようライナーは3月ダイヤ改正後も189系N102編成のままですが、これも今後E257系などへ置き換えられる可能性が出てくる可能性が否定できませんので早めに乗車することをお勧めします。
ダイヤ改正以降の189系の臨時列車は189系N102編成が使用され、豊田所属の189系運用はなさそうですね。
ついに引退?
いくら念入りに整備をしているといっても、製造から豊田所属の189系の状態が予想以上に良くないということも考えられます。となると臨時列車での運行を取りやめにして、今後はツアー列車での運行のみに絞って運用を続ける可能性が高そうです。
実際、ダイヤ改正以降も3月25日にM51編成・M52編成による団体臨時列車が新宿〜甲府間で運転されます。詳細はこちらをどうぞ。
2.24追記:どうやらM51・52編成は4月で引退し、残り1編成も数年以内に引退するようです。しなの鉄道への譲渡はどの編成になるのでしょうね…?
JR東日本は24日、1970年代の旧国鉄時代に特急用車両として製造された「189系」の全編成を引退させ、廃車にする方針を明らかにした。現在3編成(1編成6両)あり、うち2編成が4月に引退予定で、残る1編成も数年以内に運転を終える見通し。国鉄特急の雰囲気を醸す車両として鉄道ファンや中高年層からの人気が高く、全て姿を消すことに惜しむ声が出そうだ。
189系は運転台を高い位置に設けた先頭車両が特徴で、近年は主に臨時列車として運行。JR東日本の幹部は引退・廃車の理由を「古くなり、利用客を満足させる車内空間を提供するのが難しくなってきたため」としている。