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JR北海道は現在運行されているキハ40系列について、残る車両についても置き換えを順次進め2025年春をもって定期運行を終了することを発表しました。今後はどうなるのでしょうか?
置き換えが進むキハ40系列
かつてはJR北海道の各地で運行されていたキハ40系列ですが、近年は後継のH100形の投入が進んだことや閑散線区自体の廃止が行われたこともあり、現在の運行は以下の線区となっています。
- 函館本線:函館~長万部・札幌~旭川
- 室蘭本線:糸井~苫小牧~岩見沢
- 千歳線・石勝線:千歳~南千歳~新夕張
- 日高本線
- 富良野線
- 宗谷本線:旭川~音威子府
- 石北本線
- 釧網本線
- 根室本線:滝川~東鹿越・釧路~厚岸(定期運用ではないが、厚岸~根室に入線する場合もあり)
来春ダイヤ改正で大幅減?
今後の予定ですが、まず函館地区のキハ40については現在余剰となったキハ150系の転属が進んでおり、これによって置き換えられる可能性が高いでしょう。
また、苗穂でわずかに残っているキハ40についても、737系の追加投入により721系共々置き換えが行われることが濃厚となっています。
キハ54系やキハ150系に余裕があることを考えると…来春のダイヤ改正以降は根室本線の滝川~富良野間(+富良野線の入出庫運用?)と日高本線の運用位しか残らないかもしれませんね。
観光列車に関しては当面残留?
なお、観光列車用に改装された山明号などの車両に関しては定期運行を終了する2025年以降も運行を継続する方針とのことです。