2019年の春のダイヤ改正では各地で大幅な変更が行われます。 今回はJR西日本のうち広島・岡山エリアを取り上げます。
広島近郊エリアは全列車を227系に統一
広島近郊エリア(山陽線:三原~岩国、呉線:三原~海田市、可部線:横川~あき亀山)への227系の投入が完了し、全ての列車が227系での運転になります。
なお、広島から西条を経由して福山・岡山方面を結ぶ列車及び岡山・福山から西条を経由して広島方面を結ぶ列車に関して、直通運転を取り止めます。直通運転を取り止めた列車に関しては、糸崎駅または三原駅にてお乗換えが必要です。
美祢線の接続改善
厚狭駅での新幹線と在来線の乗換時間を一部列車で改善します。
福山駅・三原駅での接続を改善
昼間時間帯において、福山駅に停車する最速「のぞみ」 と山陽線との接続を改善するとともに、三原駅においても広島方面からの「こだま」と山陽線との接続を一部改善します。これにより、せとうちエリア周遊の観光拠点 「尾道」へのお出かけが便利になります。
朝の上り「サンライナー」普通停車化
朝通勤通学時間帯の福山発岡山行き快速「サンライナー」2本を各駅停車とします。
瀬戸大橋線の115系乗り入れ廃止&本四備讃線の普通列車ダイヤ見直し
今回のダイヤ改正で岡山から琴平・観音寺間を直通運転している普通列車の設定を見直します。これにより、瀬戸大橋線の普通列車は全て児島行となります。
また、夜間時間帯の岡山駅から発車する普通列車の順序を変更しわかりやすいダイヤにします。
まとめ
今回のダイヤ改正でついに広島エリアから115系が完全消滅するということで大きな衝撃を受けています。さらに瀬戸大橋線でも115系の乗り入れが廃止ということで、いよいよ115系の運用範囲の縮小が進んできました。記録は早めにしておいたほうがよいでしょう。