2020春ダイヤ改正で様々な新列車が各地で走り始めました 。今回は名阪特急で走り始めた「ひのとり」などを取り上げていきたいと思います。
「ひのとり」ついに運行開始
新型特急「ひのとり」が名阪特急で運行を開始しました。プレミアムシートを採用するなど、快適性が大幅に向上しています。運行ダイヤは以下の通りです。
①名阪特急
- 【平日】
- 大阪難波発名古屋行き 8:00 発、10:00 発、13:00 発、14:00 発、16:00 発、20:00 発
- 名古屋発大阪難波行き 7:00 発、11:00 発、13:00 発、17:00 発、19:00 発、20:00 発
- 【土・休日】
- 大阪難波発名古屋行き 8:00 発、09:00 発、11:00 発、15:00 発、16:20 発、19:00 発
- 名古屋発大阪難波行き 8:20 発、12:00 発、14:00 発、16:25 発、18:00 発、19:00 発
- ②大阪難波・奈良間の特急
- 【平日】 大阪難波発奈良行き 22:20 発、奈良発大阪難波行き 06:30 発
- 【土・休日】 大阪難波発奈良行き 20:35 発、奈良発大阪難波行き 08:13 発
大阪難波駅~近鉄名古屋駅の所要時間は約2時間となっており、 同区間の特急料金はレギュラーシート(普通車)が計2130円・プレミアムシートが計2830円です。 乗車券はICカードなどを利用することも可能です。
なお、 車内販売がない代わりに、プレミアムカーのある両先頭車に飲み物などの自動販売機が設置されています。
名伊特急にアーバンライナーが進出
今回のダイヤ改正で「アーバンライナー」の運用に余裕が出たのか、名伊特急に本格的に充当が開始されました。今後「ひのとり」の追加投入でどうなるか、注目です。
12000系は今後順次廃車に
12200系は汎用型特急車両として長年運行されてきましたが、老朽化が進行してきたことから塗装変更や喫煙室設置改造の対象外となり、今後2020年度末までに運用を外れ順次廃車になる模様です。
鮮魚列車引退
何十年にもわたり活躍を続けてきた「鮮魚列車」ですが、利用者の減少・車両の老朽化に伴いついに運行を終了しました。
なお、 鮮魚列車に代わり、鮮魚運搬用として松阪~大阪上本町間で快速急行の最後部に連結する形で2410系W23編成の1両に魚介類のラッピングをした「伊勢志摩お魚図鑑」の運行が行われています。
土休日の快速急行8両化
土休日に阪神線と直通運転している6両編成の快速急行を8一部列車を除き8両編成で運行します。なお、これに伴いホーム長が不足する芦屋駅は通過となります。
名阪直通急行ひっそりと廃止に
平日のみ1本ひっそりと運行されていた名阪直通急行ですが、行き先変更によりついに廃止となりました。詳しい情報に関しては以下のサイトをご覧ください。