JR各社でダイヤ改正が実施されましたが、ダイヤ改正で数多くの車両が新しく運行を始めるとともに運行を終了した車両もあります。今回は北海道の車両の変化をまとめました。
函館地区でキハ150形が運行開始
まず大きなトピックとしてはキハ150形が函館地区で運行を開始したことでしょう。既に何両かキハ150形が函館地区に転属してきていましたが、このタイミングで運行を開始しました。今後は順次キハ40形を置き換えていくことになるでしょう。
釧網本線・石北本線はH100形で統一
石北本線・釧網本線の快速・普通列車については全列車がH100形での運用に統一され、性能向上により一部列車では速達化が行われました。ただ、座席定員数が少ないなど難点も多く今後はどうなるでしょうか?
今回の置き換えに伴い、同線で運用されていたキハ40形などの疎開が行われています。
737系、旭川地区でも運行を開始
これまで室蘭~苫小牧を中心に運行されていた737系ですが、今回のダイヤ改正で旭川地区でも運行を開始しました。また、同時にワンマン運転となっています。
これに伴い、キハ40形は札幌~旭川間の運行を終了したほか、721系についても滝川以北への入線は基本的になくなりました。721系については初期車の廃車が行われるとの予測があり、今後の動向が注目されます。
キハ201形の岩見沢入線が復活
これはサプライズですが、岩見沢へのキハ201形入線が久しぶりに実現しました。一時的なものと思われますので果たしていつまで続くのか?注目されます。