ついに来春のダイヤ改正(3/14実施)の内容がJR各社から発表されました。順次各社・各地区ごとのダイヤ改正の内容を見ていきたいと思います。今回はJR四国編です。
新幹線との接続改善
こちらに関しましては、すでに以下の記事で取り上げておりますのでそちらをご覧ください。
宇多津駅に「南風」全列車が停車
四国水族館の開業(今年3月予定)に合わせ、全ての特急 「南風」が宇多津駅に停車します。宇多津駅に上下計 28 本が停車することにより、宇多津駅と本州方面・四国内のアクセスがさらに便利になります。
高松駅の発車時刻を統一
高松駅を 10~15 時台に発車する快速「マリンライナー」・「サンポート南風リレー号」、普通列車の発車時刻を統一し、お客様にわかりやすく利用しやすいダイヤに変更します。なお、高松~多度津間においても、ほぼ発車時刻が統一されたダイヤとなります。
また、高松~坂出間を運転する普通列車2往復について多度津駅まで延長し、丸亀・多度津方面の利便性向上を図ります。
南伊予駅が開業
北伊予~伊予横田間に、南伊予駅を開業します。 普通列車計53本が停車します。
運転時刻・停車駅の見直し
- 特急「ミッドナイト EXP 高松」の運転時刻を見直し、高松・坂出方面から観音寺・伊予西条方面への到着時間を30 分程度繰り上げます。(高松23:13→伊予西条0:43)
- 特急「あしずり15 号」が新たに多ノ郷駅に停車します。また、運転時刻を見直し、高知方面から窪川・中村方面への到着時間を 30 分程度繰り上げます。(高知21:23→中村23:08)
- 特急「南風6号」の運転区間を高知駅始発に変更します。これに伴い、 窪川・中村方面から岡山方面へご利用されるお客様は、高知駅1番・2番のりばの同一ホームで乗換となります。
- 高徳線を運転する普通列車の高松駅到着時刻を見直し(引田4:54→高松5:56)、新たに特急「いしづち103 号」・「しまんと1号」に接続します。
- 鳴門線を運転する普通列車の運転時刻を見直し(鳴門18:51発→19:07発)、勝瑞駅で接続する特急「うずしお 28号」との接続時間を短縮します。これにより、鳴門方面から高松方面へのご利用がますます便利になります。
- また、鳴門駅から徳島方面へ運転する普通列車が、6時~22 時台まで毎時1本の設定となり、徳島方面への利便性が向上します。
- 利用実態に鑑み、特急「宇和海 22 号」の伊予中山駅、「うずしお 30 号」の讃岐白鳥駅への停車を取りやめます。
特急列車の指定席増結
指定席を多くのお客様にご利用して頂けるよう、現在、指定席を 16 席の設定で運転する一部の特急「うずしお」(平日21本、土休日28本)、土休日の特急「いしづち23号」の指定席を増やします。混雑時にも、ゆったりおくつろぎ頂きながらご旅行頂けます。
普通列車の利便性向上と運転見直し
都市圏輸送を充実し利便性向上を図るため、土休日運休の普通列車8本を毎日運転します。
この他、利用実態に合わせ一部列車の運行を見直します。
まとめ
- 特急と新幹線の接続を改善
- 「南風」は全列車が宇多津駅に停車
- 高松駅の予讃線列車については日中時間帯の発車時刻を統一し利便性を向上。
- 特急「うずしお」と「いしづち23号」で指定席の席数を増やす。
- 予讃線で新駅「南伊予」駅が開業
- 普通列車で一部の土休日運休の列車を毎日運転に
- 働き方改革?「ミッドナイトEXP高松」・「あしずり15号」など夜間の列車を中心に時刻の繰り上げを行う。