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 来春(3/12)に行われるダイヤ改正の内容をまとめました。今回はJR東日本の上信越エリアの改正内容を紹介します。今回の改正では特急「あずさ」・「しらゆき」の減便や利用の少ない列車の臨時列車化など全体的に減便傾向が強まっています。

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上越・北陸新幹線は一部の列車を臨時列車化

 上越新幹線では以下の列車を臨時列車とし、繁忙期を中心に運行します。

列車名発駅(発時刻)着駅(着時刻)途中停車駅
とき324号新潟(14:14)東京(16:00)長岡、大宮、上野
とき332号新潟(16:10)東京(18:00)燕三条、長岡、大宮、上野
とき327号東京(15:16)新潟(17:03)上野、大宮、長岡
とき345号東京(20:04)新潟(21:55)上野、大宮、長岡、燕三条
たにがわ409号東京(18:16)越後湯沢(19:45)上野、大宮、熊谷、本庄早稲田、高崎、上毛高原

 このほか、たにがわ416号(越後湯沢21:41→東京23:08)の運行を取りやめます。

 北陸新幹線では「かがやき」2往復を臨時列車とし、繫忙期を中心とした運行とします。

列車名発駅(発時刻)着駅(着時刻)
かがやき511号東京(16:24)金沢(18:53)
かがやき517号東京(19:24)金沢(21:53)
かがやき504号金沢(7:49)東京(10:20)
かがやき508号金沢(9:47)東京(12:20)

特急「いなほ」見直し、「しらゆき」減便。快速「信越」は廃止

 特急「いなほ」のうち5号・10号について、酒田~秋田間を臨時列車化し利用の見込まれる時期を中心とした運行とします。また、ご利用の少ない「いなほ」3号・10号を4両編成での運行とします。

 信越本線ではご利用の少ない「しらゆき」8号・9号と快速「信越」の運転を取りやめます。なお、快速「信越」の廃止の代替として直江津~長岡間はE129系車両を使用した快速列車を運転します。

停車駅直江津発犀潟発柿崎発柏崎発来迎寺発宮内発長岡着
時刻6:136:206:286:437:037:097:14
停車駅長岡発宮内発来迎寺発柏崎発柿崎発犀潟発直江津着
時刻21:4121:4621:5222:1222:2722:3522:43

「あずさ」2往復が「かいじ」に、停車駅増で乗車チャンス拡大

 「あずさ」2往復の甲府~松本間で運転を取り止め「かいじ」に変更します。また、これに伴い一部の列車の停車駅を変更し、全ての列車が立川駅に停車するとともに東京発着の列車を増やし、アクセスを向上させます。

竜王発甲府発石和温泉発山梨市発塩山発大月発八王子発立川発新宿着
現 行7:127:187:237:287:337:528:228:309:04
改正後6:587:037:097:137:187:368:038:128:42

 特急「かいじ」2号の運転時刻を繰り上げ、新宿駅到着を8時台として山梨エリアからの通勤通学の利便性を向上させます。

その他

  • 羽越本線「村上~鶴岡」間を運転する普通列車の車両をGV-E400系に統一し、ワンマン列車の運転を開始します。
  • ご利用状況にあわせて、新庄11:15発酒田行、酒田14:02発快速「最上川」新庄行の運転区間を見直し、余目~酒田間の運転を取りやめます。改正後は余目駅で乗り換えが必要となります。
  • 酒田21:08発鶴岡行と鶴岡22:15発酒田行の運転を取りやめます。また、酒田発鼠ヶ関行の最終列車を酒田21:40発に繰り上げます。
  • 小海線・篠ノ井線・大糸線・飯山線でワンマン運転列車を増やします。
  • 松本駅・塩尻駅で特急「あずさ」との接続を改善します。