E501系、JR九州へ電撃譲渡！残る415系の置き換えはどうなる？

　常磐線で活躍を続けてきたE501系ですが、5両の付属編成は昨年春のダイヤ改正で定期運用を失い、K751編成については郡山車両センターへ配給されたのち廃車解体されています。残り編成の行方が注目されていましたが、何とJR九州に譲渡され415系を置き換えることが明らかになりました。

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E501系がJR九州へ譲渡！

　昨年春のダイヤ改正で定期運用を失ったE501系付属編成ですが、ここへきて新たな動きがありました。K753編成が連日の試運転を繰り返しており、どうもJR九州に譲渡されることになるようです。

　関門トンネル区間で運用されている415系は近年故障が相次いでおり置き換えが急務となっていましたが、まさかE501系が譲渡されることになるとは思いませんでしたね…ただ全運用を置き換えるには明らかに本数が足りないため、関門トンネルのシャトル運用のみになるのではないか？と思われます。現在は大半が下関～小倉間の運用となっていますが、これも一部門司駅での乗り換えになるかもしれません。

残る415系の置き換えは？

　残る415系の置き換えですが、本命は821系の追加投入でしょうか。南福岡周辺の混雑を考えると3両編成複数つなぐ形ではなく6両編成の固定編成で投入することも考えられます。

　415系の置き換えだけではなく、これを機に大規模な運用再編も大いにあり得るのではないでしょうか。恐らく811系は改造後もワンマン非対応なことからロングシート化・機器更新後も最後まで南福岡で天寿を全うしそうですが、813系はどうなるか。

　2本つなげて固定編成化して南福岡中心に運用される編成もあるでしょうけど、一部はワンマン化して他地区に回り車両不足の解消を行うのではないでしょうか。果たしてどうなるか今後も注目ですね。