500系のエヴァとのコラボレーション列車「500 TYPE EVA」が5月13日で運行終了することがJR西日本から発表されました。当初の終了予定日は2017年3月でしたが、好評だったので延長されていた格好ですが、今回遂に運行終了が決まってしまいましたね。
車両の概要
2015年(平成27年)11月7日より運行を開始した、山陽新幹線運行開始40周年ならびにテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」放送開始20周年記念のコラボレーション企画による編成。エヴァンゲリオンシリーズのメカニックデザインを手掛けた山下いくとがエヴァ新幹線のデザインを担当し、原作・総監督の庵野秀明が監修を務めた。山下は500系新幹線の大ファンで、「エヴァ的カラーリングにするとともに元のデザインを生かして未来からやってきた500系みたいにできたらいいな」と述べている。
外観をエヴァンゲリオン初号機をモチーフとしたカラーリングに全面塗装。1号車にはエヴァンゲリオンの実物大コックピットを再現し、ゲームも楽しめる「展示・体験ルーム」に改装。2号車は肘掛けやカバー、床面や貫通扉などに装飾を施し、作品の世界観を表現した「特別内装車」とした。
車内チャイムも従来の「いい日旅立ち・西へ」からアニメ主題歌の「残酷な天使のテーゼ」のオルゴールバージョンに変更されている。
プラレールカー同様、新大阪 – 博多間を通して運転するこだま730・741号に限定運用されている。「特別内装車」は自由席扱いのため、乗車券+自由席特急券のみで利用できるが、「展示・体験ルーム」への入室と「実物大コックピット搭乗体験」利用には、事前の予約が必要。また「特別内装車」の一部は「展示・体験ルーム」入室者向けの待合スペースとなっており、乗車券・特急券のみでは着席できない。2016年3月15日からは、1号車の「実物大コックピット搭乗体験」は引き続き予約が必要だが、「展示・体験ルーム」は予約なしで自由に入室できるようになった(混雑時は制限が掛かる場合がある)。出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/新幹線500系電車#特別編成
廃車か?
さすがに製造から20年が経過していることから廃車になってしまう可能性は十分にあり得ます。今から再改造して一般車両に戻すのは、費用を考えると現実的ではないでしょう…
特別企画
エヴァ新幹線の運行終了を記念して、京都鉄道博物館では特別展が実施されます。
また、1号車コクピットの体験確約が付いた旅行商品が旅行代理店から発売されています。詳しくは「500 TYPE EVA PROJECT」のWebサイトを見て下さい。
懐中時計発売
引退を記念して、懐中時計が発売されます。1個当たり8640円、500個限定発売なので予約は早めにした方がよさそうです。詳しくはAmazonのページをご覧ください。