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 2023年夏の臨時列車運転計画がJR各社から発表されました。注目はキハ261系5000番台で運行される「ニセコ」号やE657系初の東海道線での営業運転となる「伊東按針祭花火大会」号、川越線初の特急列車となる「小江戸川越の風」号でしょう。

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各社のプレスリリース

ニセコ号がキハ261系はまなす編成で運行

 今年の9月に函館本線の山線を経由して運行する特急「ニセコ」号が運行されます。昨年まではリゾート車両「ノースレインボーエクスプレス」を使用していましたが、今年で引退してしまったためキハ261系の多目的車両のうち「はまなす」編成で運行されることとなりました。列車の運行概要は以下の通りです。

  • 運行日:9/2~4・7~11・14~18・22~24
  • 運行ダイヤ:札幌 7:56→函館 13:23、函館 13:55→札幌 19:28
  • 停車駅:手稲駅、小樽駅、余市駅、倶知安駅、ニセコ駅、昆布駅、黒松内駅、長万部駅、森駅、新函館北斗駅、五稜郭駅
    • 9/11の函館行のみ小沢駅にも停車
  • 1号車はフリースペース「はまなすラウンジ」、2~5号車は普通車指定席で運行。

E657系初の東海道線での営業運転

https://twitter.com/9MRhXdZCv4VH8Z1/status/1660267301810356226

 E657系が東海道線・伊東線で初めて営業運転を行います。例年であればE257系が充当されるところですが、今年はそれでは本数が足りないということなのか?常磐線で普段は使用されているE657系が初めて充当されることとなりました。運転日は8/10、全車指定席で運行します。

  • 伊東按針祭花火大会3号:東京 16:25→伊東 18:22
  • 伊東按針祭花火大会4号:伊東 22:16→東京 00:08

川越線で初の特急列車設定

 川越線への直通列車も特急への格上げが行われましたね。使用車両はE653系の7両編成で、全車指定席で運行します。運転日は7/15です。

  • 日立 7:10→川越 10:05
  • 川越 15:35→日立 18:26

SLばんえつ物語が満を持して復活

 昨年から運休が続いていたSLばんえつ物語ですが、SLが定期点検を終えたこと・磐越西線が運転を再開したことを受け7/29から運転を再開することとなりました。列車は全車指定席・7号車はグリーン車となります。

  • 新津 10:03→会津若松 13:36
  • 会津若松 15:27→新津 18:43

「リゾートあすなろ」現行の姿で最後の運行に

 「リゾートあすなろ」は改造を行うため、現在の姿での運行は今夏で終了となります。運行する列車は以下の通り、全車指定席で運行します。

  • さんりくトレイン宮古
    • 運転日は7/1~4
    • 盛岡 8:51→宮古 11:21、宮古 13:32→盛岡 15:55
  • さんりくトレイン釜石
    • 運転日は8/10~15
    • 盛岡 10:40→釜石 13:23、釜石 14:51→盛岡 17:45
  • 仙台七夕まつり号
    • 運転日は8/6
    • 盛岡 8:19→仙台 11:09、仙台 16:36→盛岡 19:16

白馬駅まで「あずさ」号を1往復延長運転

 あずさ1・38号の運転区間を延長し、白馬駅まで運行します。なお、松本駅で対面の列車に乗り換える形なので注意が必要です。特急券は区間を通して購入できます。

  • あずさ1号:新宿 7:00→白馬 10:55
    • 停車駅:立川・八王子・大月・甲府・韮崎・小淵沢・茅野・上諏訪・岡谷・塩尻・松本・豊科・穂高・信濃大町
  • あずさ38号:白馬 13:10→新宿 17:25
    • 停車駅:信濃大町・穂高・豊科・松本・上諏訪・茅野・甲府・八王子・立川
  • 運転日は7~9月の土休日です。

サンライズ出雲増発・琴平延長運転実施

気付けば大遅延...臨時サンライズ号の最上級客室を利用‼︎

 サンライズ出雲は特に利用が多い時期に1往復増発します。

列車名東京出雲市運転日
サンライズ出雲91号22:21(翌)13:078/10・16
列車名出雲市東京運転日
サンライズ出雲92号14:37(翌)6:238/9・15

 また、サンライズ瀬戸を東京駅発7/1~9/30の金・土曜日を中心に琴平駅まで延長運転(高松8:02→琴平8:39)します。なお、途中の停車駅は多度津と善通寺で、延長運転区間のみの乗車はできません。