皆さん、旅行は好きですか?実はJR各社では青春18きっぷ以外にもお得なフリーきっぷが発売されています。今回はJR東海が発売しているフリーきっぷを取り上げます。
JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ
このきっぷではJR東海の在来線全線と、隣接する16の私鉄の普通・快速列車普通車自由席が乗り降り自由となります。乗車できる私鉄は以下の通りです。
伊豆箱根鉄道 駿豆線(三島~修善寺) | |
静岡鉄道(新静岡~新清水) | |
遠州鉄道(新浜松~西鹿島) | |
豊橋鉄道(新豊橋~三河田原、駅前~赤岩口・運動公園前) | |
愛知環状鉄道(岡崎~高蔵寺) | |
三岐鉄道 北勢線(西桑名~阿下喜) | |
樽見鉄道(大垣~樽見) | |
近江鉄道(米原~貴生川・近江八幡・多賀大社前) | |
明知鉄道(恵那~明智) | |
名古屋臨海高速鉄道あおなみ線(名古屋~金城ふ頭) | |
岳南電車(吉原~岳南江尾) | |
天竜浜名湖鉄道(掛川~新所原) | |
東海交通事業 城北線(枇杷島~勝川) | |
養老鉄道(揖斐~桑名) | |
長良川鉄道(美濃太田~北濃) | |
伊勢鉄道(河原田~津) |
このほか、特急券等を購入すれば熱海~米原間の東海道新幹線「ひかり」号「こだま」号が4回まで利用できます。在来線の特急には利用回数の制限はありません。利用特典がある施設などもあります。
利用期間は土日祝日の連続する2日間(ただし年末年始とお盆、ゴールデンウィークは除く)、発売場所はフリー区間内のJR東海のきっぷうりばと旅行会社の窓口、価格は大人用が8480円、子供用が3990円です。
この切符の利用法としてはJR東海の在来線の乗りつぶしよりも私鉄の乗りつぶしに活用した方がよいのではないでしょうか?長良川鉄道や近江鉄道など高い路線を乗っていけばそんなに元をとるのは難しくないと思います。
青空フリーパス
このきっぷはフリー区間内の快速・普通列車に乗り放題となるきっぷです。先の切符とは違い、東海道新幹線は利用できません。利用可能な範囲は以下の通りです。
路線 | 区間 |
東海道本線 | 二川駅 – 米原駅・大垣駅 – 美濃赤坂駅 |
飯田線 | 豊橋駅 – 飯田駅 |
武豊線 | 大府駅 – 武豊駅(全線) |
関西本線 | 名古屋駅 – 亀山駅 |
紀勢本線 | 亀山駅 – 紀伊長島駅 |
伊勢鉄道 | 河原田駅 – 津駅(全線) |
名松線 | 松阪駅 – 伊勢奥津駅(全線) |
参宮線 | 多気駅 – 鳥羽駅(全線) |
中央本線 | 名古屋駅 – 木曽平沢駅 |
太多線 | 多治見駅 – 美濃太田駅(全線) |
高山本線 | 岐阜駅 – 下呂駅 |
利用期間は土休日と年末年始のうちの1日、発売場所はフリー区間内のJR東海のきっぷうりばと旅行会社の窓口、価格は大人用が2570円、子供は1290円です。
この切符は一日のみしか使えませんが、ある程度の距離を取れば十分に元が取れますね。計算したところ片道の場合は141キロ以上、往復で使う場合は71キロ以上乗ればOKです。これだけフリー区間があるのでそんなに難しくは無いと思います。