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 いや~本当に勉強をちゃんとしておくことって大事なんですね。ハリウッドワールド専門学校でバーベキュー大会が開かれていたようですが、何と火おこしのために消毒用のアルコールを使用し火が男子学生4人に燃え移り、このうち18歳の男子学生が死亡する事態となりました。ネット上の反応はどうだったのでしょうか?

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親睦のためのBBQが一瞬で地獄に…

 事故は、福岡県柳川市の美容専門学校で5月24日に起きました。

現場にいた学生
「急に爆発音、大きな音が聞こえて。その音の方を向いたら、みんな騒いでいて、燃えていて…」

 学校によると、バーベキューには学生と教員、約480人が参加していました。60代の男性理事長が火おこしのために消毒用のアルコールを使い始めたといいます。理事長は、アルコールの危険性を認識した上で、使用後に職員室にアルコールを戻すよう指示していましたが、その場に放置されていたということです。

 その後、火が消えかかったドラム缶に教員が消毒用のアルコールを入れたところ、爆発的に炎上。火は近くにいた男子学生4人に燃え移りました。

 現場にいた学生
「地面にぐるぐる。頑張って服を脱ごうとしていて、みんなぼう然…」

 しかし、重症だった1人は事故から13日後に亡くなり、学校で、集まった学生にそのことが告げられました。(後略)

引用:【BBQで学生死亡】現場にいた学生が当時の状況語る

 いや~こんなアホなことがあるんですね。親睦のために開かれたBBQ大会で消毒用のアルコールを教員が投入したために大炎上し、男子学生4名に燃え移りました。その後、1人が亡くなる結果となってしまいました…

 今回の事故を起こしたのはハリウッドワールド美容専門学校。まあ、学力の高い子が行くとは思えませんし、今回の事故が起きたのも必然でしょうかね…

アルコールの引火性に気を付けていれば…

【実験映像】消毒用アルコール取り扱い注意 火災のおそれ

 アルコールの引火性って義務教育の理科の授業でもちゃんと触れられていると思いますし、消毒用アルコールの注意書きでも火気厳禁って書いてあるはずなんですけどね…余程アホな教員だったんでしょうか?全く以て話になりませんね…

ネット上の反応は?

 事の背景には、学校側が生徒達に親睦を深めてもらいたいだとか、社会経験の一環として皆に楽しんでもらいたいという想いがあったはず。貴重な時間、貴重なお金を使い学校側の責任の元で毎年行われてきた行事。

 一般社会で生活していると、災害水害事故は付きものなんじゃないの?死ぬことが究極の不運みたいになっているけど、生きていること生かされていることの方が究極の奇跡だってことに気づいていない人が多いような気がする。

 人は様々な犠牲の上で成り立つものであって、犠牲なしでは成立しないもの。常に誰かや何かの犠牲になり、誰かや何かを犠牲にしているのが人間。人の命は本当に儚いものだから、身近な大切な人がいつ、どこで死に直面するか分からない。だからこそ悔いのない身近な大切な人だけには悔いを残さないくらいの愛情と感謝を忘れないようにしたいですね。すべては自分のために。

引用:「もう…怒りしかない」 事故があったBBQに参加した学生が証言 「パニックで叫んだり、みんな泣き始めた」

 私が高校生の頃、よく通っていた理容店で髪を切ってもらいながらの会話で理容師試験の話になり、試験科目に「化学」があるのを初めて知った。ヘアトニックなどの化学薬品を扱うからだという。

 今回の事件を知り、理容師ではなく「美容師」試験の過去問を見たら、同じく化学の試験(香粧品化学)があり、アルコールに関する出題もあったが、多くが界面活性などの化学的性質の問題ばかりで、引火・気化・膨張・爆発などの物理現象を問う問題が全く無いなあという感想でした。

 しかし、理容師にせよ美容師にせよ、出題内容の有る無しにせよ、美容師学校の教師ならばアルコールの特性や危険性くらい周知しているプロであるはず。

引用:バーベキューの火でやけど18歳生徒死亡…炭に教師が消毒液を吹きかけ炎が広がる 学園長「言葉では表せないことをしてしまった」【福岡県】

 どの程度燃えるのか良く分かってない人は多いのかも知れない。実際今回の事件で、衝撃的な実験映像を見る機会が出来たので、こんなに危険なのかという事は分かったし、これを見た後でもアルコールを火に注ぐ奴は絶対いないだろう。

 でももしも一度もこういう映像を見る機会に恵まれなかったとしたら?アルコールを過小評価してしまったかもしれない。そして、そういう人が今回の事件を起こしたのだろう。やはり色んな事を知ろうと思う事、色んな情報を集める事が大事だと思った。

 私のまだ知らない危険行為は世の中にまだまだあるはずで、それをうっかり私がやってしまう可能性もあるのだ。

引用:バーベキューの火でやけど18歳生徒死亡…炭に教師が消毒液を吹きかけ炎が広がる 学園長「言葉では表せないことをしてしまった」【福岡県】

 火を扱うことに慣れていなかったことが一番の原因。初心者がやる凡ミス・・結果死者を出してしまっているが。焚火やコンロでのバーベキューで火が燃え上がらない時、初心者が思いつく一番の悪手が燃料投入だ。大抵今回のように爆発的に燃え上がっておしまい。今回は完全に気化してしまったから大爆発が起きたのでしょう。そもそも炭に燃料は意味がない。扇ぐ(酸素を送る)だけでいいはず。

 画像を拝見すると、金属製のコンロの下部に空気取り入れ口が開いていない様に見える。おそらく炭を入れ過ぎて、上から空気が入りにくくて酸欠となって燃え上がらなかったのだろう。少し周りの炭を取り出して酸素供給口を確保すればよかったはず。

 火の扱いを取得するためには、経験を積むしかない。これにコリて今後はバーベキュー中止なんてことにならないようにしてほしい。生徒に火の扱いを体験させることは必要だと思うから。

引用:バーベキューの火でやけど18歳生徒死亡…炭に教師が消毒液を吹きかけ炎が広がる 学園長「言葉では表せないことをしてしまった」【福岡県】

 アルコールのついた手に炎が燃え移った経験あります。びっくりしましたが、意外と熱くなく、アルコールだけが燃えている印象でした。正直な印象、衣類にアルコールが染みていたなら、このような事件になってしまうのでしょうが、木炭など、火元にアルコールを加えただけでこのような惨事になってしまったことが信じられませんでした。

 昔、石油ヒーター用の灯油を、外でごみを燃やすときに用いていました。親に、わかってて使ってるのかとくぎを刺されたのを覚えています。ガソリンでは済まないからです。口頭より、実際の経験に勝るものなしです。

 知らなくても、とりかえしのつくことなら、何度失敗してもいいが、そうでないことに無知と危機管理能力のなさ、そして人を導く立場が揃うと、これだけのことが起きてしまう。教壇の上、教育や技術を謳うだけが教師であってはいけない。身近な危険の常識は、全ての人間が共有すべきですね。

引用:「はっきり言って見殺し」BBQで引火の生徒(18)が死亡  理事長に直接取材“アルコール使用を教師に指示”は明言せず

 まあ学校でちゃんと勉強してないとこうなります。

 火に油を注ぐと言う言葉がある通り、燃焼している所に可燃物を投入すれば大火が起こる事はまさに火を見るより明らかであり理科の時間で一般的に教わる事です。

 さらに言えばアルコールのような沸点の低い燃料であれば爆発的に気化して燃焼する事も中学生ぐらいで教えてもらうと思います。教師でありながら、在学中は寝てたんですかね?

引用:「はっきり言って見殺し」BBQで引火の生徒(18)が死亡  理事長に直接取材“アルコール使用を教師に指示”は明言せず

 火を扱う催しを行うなら、消防に申請する時、講習会を受けるみたいにしてほしいです。講習を受けた人がいないと催しを開催できないみたいにしないと、同じ事故ってまた起きる気がします。アルコールが生活の中にググッと入って来てる割に、火とアルコールがそんな関係って知らない人は多いですよね。

 そもそも、480人のBBQ大会って素人がやるには、規模が大きすぎる気がします。火のつきが悪かったりすると無理したりしますし、目が届かなかったりしますよね。プロのBBQ士を雇うべきかなって思います。

 コロナが緩和されて催し物が多くなるし、花火や外で火を焚く季節もやって来ます。怖いです。

引用:「はっきり言って見殺し」BBQで引火の生徒(18)が死亡  理事長に直接取材“アルコール使用を教師に指示”は明言せず

 美容学校の教師は、小学校や中学校のように教員免許は必要ない。美容師免許さえあれば誰でも目指す事ができる。

 美容学校の方針によって教員の質がだいぶ違う。私が通っていた学校の教員は、生徒との年齢が近い方が多く、同じ感覚で過ごす教員が多かった。生徒との恋愛、好き嫌いでの対応、学校側は合格率しか興味がない。

 教員に対しての教育がまったくされていなかった。だから教員の入れ替えが激しい。高い学費を払ってる分、学校は教員の教育をしっかりおこなってほしい。

引用:「熱い熱い」と叫び、もがいて…バーベキューの火で18歳男子生徒が死亡 教師がアルコールかけ炎上 福岡

 やけどの恐ろしいところは内臓が直接痛めつけられないから記事にもあったように「全員会話ができる状態」で周りに「軽症」と誤解を与えてしまうことです。これは意外と本人も自覚できません。意識や反応がなかったり、会話が成り立たないと「重症」と思われる状態では、実際に重篤でなくても最大限の処置をしようとしますが、やけどの場合は広範囲でも本人が「大丈夫ちょっと皮がむけて痛いだけ」などの会話で周りが安心してしまいます。

 ですが体にとっては生死に関わります。広範囲の皮膚が失われた場合は経口補水、点滴で追いつかないほど体から水分が蒸発します。結果、体の水分バランスが崩れて「熱中症」の末期と同じ状況となり臓器の機能が維持できなくなると死に至ります。

 これから屋外の活動が多くなるので火や可燃物の扱いには十分気を付けて、万一やけどをしたら、冷やして必ず病院を受診しましょう。

引用:「熱い熱い」と叫び、もがいて…バーベキューの火で18歳男子生徒が死亡 教師がアルコールかけ炎上 福岡

亡くなったのがこの方で良かったのかもしれない…

 まあ、亡くなった方は可哀想かもしれませんが、恐らくそこまで頭が良かったり才能があったという話は聞きませんし、亡くなったのがこの方で良かったという見方もできるでしょう。これがもし大学の医学部生とか九州大学に通うような未来有望な学生だったら、本当に目も当てられないところでした。

 それに、何の意味もなく死んでいく一般の方々と違って、義務教育で学ぶようなことが実は重要であるというとても大きな教訓を残して死んでくれたわけですよ。そういう意味で言えば名誉ある戦死という言い方もできるわけです。この程度の個体であれば、全体からみれば影響は僅かですし、埋め合わせは十分できるでしょう。この方のご両親もまだ恐らくは存命だと思いますし、養子をもらうなり子供をまた作ればいいだけの話ではないでしょうか?

 ということで、最後に黙とうをささげたいと思います。黙祷(Ω\ζ°)チーン)

最後に

 こういう記事を書くとキーキー喚く方が居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。なお、侮辱罪に関してですが、これはそもそも死者に対しては一切成立しませんw

  • 刑法第230条(名誉棄損罪)
    • 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
    • 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

 人はいつか死ぬわけで、それがいつかは知りませんが必ずいつかは死にます。どんな金持ちでも有名人でもそれは変わりません。自分が死んだら、自分をネタに笑って頂いて一向に構わないですよ?死んだらどうせわからないんですから。なので、私は死んだ人間をネタにする事を少しも悪いとは思いませんし、これからもネタにしていきますw

 逆に「人の死をネタにするな!」とキレてる方は何故人の死をネタにしてはいけないかちゃんと論理的に説明できますか?感情的に喚き散らすだけなら小学生でも出来ますからね。ご意見はお問い合わせ欄からどうぞ。