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 全日本大学対抗選手権(インカレ)の自転車競技・ロードレース中に多重クラッシュが発生し、法政大学1年生が死亡する事故が発生しました。亡くなった方の氏名は塩谷真一朗さんと判明していますが、顔画像やこれまでの学歴はどうだったのでしょうか?現時点で判明している内容をまとめてみました。

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インカレ競技で痛ましい事故が…

いったい何が? インカレの競技中に事故 自転車ロードレースで13台が転倒し選手1人が死亡 鹿児島・南大隅町(2022.9.5)

 4日、鹿児島県南大隅町で開かれたインカレ(全日本大学対抗選手権)の自転車競技で自転車13台が転倒する事故があり、大学1年の男子学生が死亡しました。

 日本学生自転車競技連盟によりますと、4日午前11時ごろ、南大隅町根占山本でインカレの自転車競技中に選手の自転車1台が転倒し、後続の自転車も絡み、あわせて13台が転倒しました。

 消防などによりますとこのうち4人が病院に搬送され、法政大学1年の塩谷真一朗さん(19)が、頭や首にけがをし、その後死亡しました。他の選手はいずれも軽傷だということです。

 現場は下り坂のゆるやかなカーブで、当時、雨で路面は濡れていたということです。 この競技は男子学生155人が参加し南大隅町と錦江町にまたがる24.2kmを6周するもので、事故は4周目の先頭集団付近で起きました。 レース中の自転車のスピードは平均時速40kmほどで、下り坂では時速60kmにのぼることもあるということです。

引用:いったい何が? インカレの競技中に事故 自転車ロードレースで13台が転倒し選手1人が死亡 鹿児島・南大隅町

 何とも痛ましい事故が起きてしまいましたね。インカレのロードレース競技中に先頭集団で多重クラッシュが発生し、4名が病院に搬送されうち1名が死亡する結果となってしまいました。

 インカレのロードレース競技が行われた大隅半島では4日朝から断続的に雨が降り路面が濡れていたということで、もし雨が降っていなければこのような惨事も起きなかったかもしれません。

 亡くなった方は塩谷真一朗さん(19)と判明していますが、どのような人物だったのでしょうか?

自転車好きの好青年だった?

 まずTwitterを検索したところ彼のアカウントは出てきませんでしたが、どうも中学校時代からずっと自転車競技に打ち込んできていたようです。中学校は泉佐野市立新池中学校に通っていた模様です。

松山学院自転車競技 TV紹介

 高校では自転車競技の名門校の一つ・松山学院高校へ進学。2020年9月に行われた広島県サイクルロードレースではジュニアカテゴリーで3位の好成績を残しています(参考&顔画像はこちら)。

 ただ、学業の面ではあまり良いとは言えず、偏差値は42とかなり下の方。この偏差値帯の高校から有名大学に行くのは一般入試ではまず無理でしょうから、法政大学への入学は恐らくスポーツ推薦だった?と思われます。法政大学は経済学部に通っていたようで、大学入学後は大井ふ頭周回コース男子の部に参加しており、26位と好成績を残していました。

ネット上の反応は?

 若い命が亡くなってしまうのはとてもかなしいこと。ただスポーツには危険は必ずつきまとう。ロードレースに限らない。球技などで衝突を起こして大怪我につながることもある。命に関わることもある。

 ただこれを非難してしまうと、スポーツは何もできなくなってしまうしそもそも交通事故だって多い世の中。皆が鎧を着て歩かなくてはいけなくなる。

 かといってこの選手が悪いなんてことも言えない。どうしてもミスは起こってしまうしそれが辛くも大きな事故になってしまった。

引用:ロードレース中に落車、意識不明の法政大選手が死亡 インカレ自転車 南大隅

 下り、高速走行、カーブ、ウエット、集団落車など、危険な状態が積み重なって起きた不運な事故だと思える。長年ロードバイクに乗っていると、若い時には感じなかったが、年をとると怖いと思う事が増えてきた。

 昨今のカーボンバイク、ともかく早い。スピードもでるので、一歩誤ると危険な状態に陥る可能性がある。難しい問題だが、プロではなく学生なので、多少の規制、走行ルールの改善、運転技術・ライセンスの取得など、幅広い検討が必要なのかも。

 自己責任と言えばそれまでだが、より多くの人が、自転車競技に参加し楽しめる環境づくりをして欲しい。車載カメラの搭載もひとつで、事故時の分析や、レースの記録を進めてほしい。 亡くなられた選手の方のご冥福を祈る。

引用:ロードレース中に落車、意識不明の法政大選手が死亡 インカレ自転車 南大隅

 下り坂カーブでウエットな路面で集団走行など危険な状況よくイメージできます。でも起こしたくて起きた事故でもない。事故が起きなければ何事もなかったような普通のコース設定なのだとは思います。高速ロードレースの普通の感覚だと大会主催者に決定的な落ち度があったとは言えない。だがしかし、若い人が命を落とした重さはしっかりと受け止めなければならないと思います。

 学生に限らず、社会人や年輩になった方でもロードレース競技を楽しむ方は増えているのだと思い、シビアアクシデントを経験しないまま、高い技術レベルが要求されるレースに参加している人も多いとおもうので、様々な講習や実際の走行研修などを通じて、競技者全体の技術アップをして、このような悲惨な事故がゼロになるように追求し続けるしかないのかとおもいます。

引用:ロードレース中に落車、意識不明の法政大選手が死亡 インカレ自転車 南大隅

 自転車ロードレースは個人戦のように見えて団体戦です。コースに応じてチーム内のエースをレースごとに決めて、その選手を勝たすために戦略を練っていきます。しかもレース展開によってはレース中でもエースを変えることもよくあります。

 でも結果は個人名+所属名で表記されるから、見ない人からしたら個人戦のように思うかもしれません。極論言えば、特にプロとかだとチームの誰かが優勝さえすれば、他選手は最下位でも良い世界です(と言って複数の日にやるならタイムによる足切りとがあるからレースの種類にもよる)。

 どちらにしろプロを目指して大学1年からレギュラーになるほどの有力選手。ご冥福をお祈りいたします。

引用:自転車ロードレースで転倒、松山学院高出身の男子学生死亡

 これは主催者側の責任は重いと思う。下りでしかもカーブのところはクッション材を配置しておくとかロードタイプの自転車だったらそのくらいの配慮が必要だろう。

 ところで、地方団体が誘致したのだろうか?鹿児島って関係ないものからしたら違和感があるな。鹿児島には、鹿屋体育大学とかいくつかの大学があるからその関係かな。2度とこのような不幸が起きない様に運営をお願いしたい。

引用:自転車転倒の男子選手死亡 鹿児島、ロードレース競技中

 正直な話、自転車レースでの事故は仕方ない部分はあると思う。

 F1やバイクレースなどモータースポーツでの事故や競馬での落馬なんかもあるけど、スピードを競う競技でのこういう事故は仕方がない。もちろん、事故った選手は無事回復して欲しいけど、こういう事故によって危険だからルール変更や対策をって考えるのは実質難しいと思う。

 ツールドフランス等、本場の自転車レースを見ると実はかなり不文律があって例えば記事のような落車があったらそれに乗じて勝ちにいかず、事態の収拾を待つなど、ある意味で危険も込みでだからこそ勇気や運も含めて勝者は称えられていると思う。(後略)

引用:インカレ自転車競技で事故 4人救急搬送、1人意識不明 鹿児島

悲劇的な最期も、これも運命か…

 まあ、彼の死も意味のあることだったんじゃないでしょうか。最後は苦しい死に方だったかもしれませんがこれを機に自転車レースの安全対策なども進むでしょうし、これからはこのような事故は減って被害も少なくなると思います。

 そういう意味では、彼の死によって未来の死亡事故が防げるようになった、という言い方もできるわけです。何の意味もなく死んでいく一般の方々と違ってらはきちんと教訓を残して死んでくれたわけで素晴らしいと思いませんか?それに、死んだのも将来有望な東大や京大・医学部生じゃなくてMarch末端・法政大学の1運動部員でしたから恐らく代えも利くでしょう。

 おめでとう!本当におめでとう!来世ではきちんと学力もつけていい大学に行けよな!

最後に

 こういう記事を書くとキーキー喚く方が居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。今回の場合はれっきとした事実ですから成立しませんね(笑)

  • 刑法第230条(名誉棄損罪)
    • 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
    • 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

 侮辱罪に関してですが、これはそもそも死者に対しては一切成立しませんw

 人はいつか死ぬわけで、それがいつかは知りませんが必ずいつかは死にます。どんな金持ちでも有名人でもそれは変わりません。自分が死んだら、自分をネタに笑って頂いて一向に構わないですよ?死んだらどうせわからないんですから。なので、私は死んだ人間をネタにする事を少しも悪いとは思いませんし、これからもネタにしていきますw

 逆に「人の死をネタにするな!」とキレてる方は何故人の死をネタにしてはいけないかちゃんと論理的に説明できますか?感情的に喚き散らすだけなら小学生でも出来ますからね。ご意見はお問い合わせ欄からどうぞ。