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JR九州で現在使用されているキハ31形の定期運用を終了することが明らかになりました。

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キハ31形とは?

引用:キハ31

 キハ31形は国鉄末期に九州地区の老朽車両の取替えを促進し、経営基盤の整備を図る目的で製造されました。 車体はオールステンレスで、台車などは廃車発生品を多用してコストダウンを図り、さらに ドアや冷房装置・暖房装置等にはバス用汎用品を採用して軽量化・コストダウンが進められました。

 車内は新幹線0系の廃車発生品の転換クロスシートを改造して装備したが、一方を2人掛け、もう一方を1人掛けとした3列で座席を配置し、通路幅の確保がなされている。(のちにドア付近の座席の一部を撤去し定員数を増加したものや、オールロングシートに改造されたものも存在する。) なお、
トイレは設置されていない。

定期運用を終了へ

 現在、定期運用が存在するのは熊本車両センター に配置された車両が三角線で運用されるのみで、竹下に配置された車両は 小倉総合車両センターに入場するー部の気動車の併車として使われています。

 私もJR九州の大回りの際に後藤寺線・原田線で運用されているキハ31形に乗ったことがあります。転換クロスシートで非常に快適なローカル線の旅だったと記憶しています。(現在は後藤寺線・原田線では走っておりません。)

しかし、老朽化の進行が予想以上に深刻だったのか、今回のダイヤ改正をもって定期運用から外れることになりました。

https://twitter.com/kenbyjimny8/status/1105036199146618880

現在のキハ31の運用は以下の通りです。

原田線でラストラン実施

 JR九州筑豊篠栗鉄道事業部では、西日本豪雨で被災し、先日運転を再開した筑豊本線(原 田線)で、2017 年度まで営業列車として活躍した「キハ 31 形」を使用した臨時列車を、桂川 ~原田間に 1 往復運行します。 「キハ 31 形」は、筑豊本線(原田線)では最後の営業運転となります。 なお、当日は上穂波駅で、周辺の筑穂地区のみなさまによる「上穂波駅まつり」が開催されます。

引用: 筑豊本線(原田線)で活躍した車両が再登場! “キハ31形”筑豊本線(原田線)ラストラン!
  • キハ31形臨時列車(原田線)
  • 下り:桂川11:30→原田11:58
  • 上り:原田12:11→桂川12:40
  • 全車自由席の普通列車として運転。満員となった場合、乗車できない可能性あり。
  • 編成:キハ31形1両。
  • 「上穂波駅まつり」 では、「長野ばあちゃん」の一日限りの駅弁販売 や、原田線沿いフォトコンテストの実施を行います。詳しくは、筑穂ライオンズクラブ(0948-72-0887)まで。

まとめ

 まずはキハ31形が定期運行終了ということでお疲れさまと言いたいですね。定期運行を終了する日まで何事もなく無事に運行を終えられることを願っております。鉄道ファンの方々に於かれましては、ルール・マナーを守ってキハ31形の最後を汚すことのないようにしていただきたいです。