JR東日本とJR北海道が2020年度を以て「三連休東日本・函館パス」の発売を終了することを明らかにしました。新型コロナウイルスの影響による利用低迷や県・エリア単位でのフリーパスの充実などが要因として挙げられています。
「三連休東日本・函館パス」が発売終了に…
JR東日本と北海道は2016年度から発売していた「三連休東日本・函館パス」の発売を2020年度を以て終了することを明らかにしました。新型コロナウイルスの影響や後述する県・エリア単位でのフリーパスの充実が原因として挙げられるでしょう。
最初は特急も乗り放題の「三連休パス」として発売されており、利用客も多かったのですが…
エリア限定のフリーきっぷは充実
まず、関東甲信越地方のエリアであれば私鉄にも乗車可能な「週末パス」があります。ただ、こちらも今年度に関しては発売されていますが来年度以降の発売が不透明な状況です。
幸いなことに、各県・エリア単位のフリーきっぷは以下に挙げる通り充実していますので、エリア内まで新幹線で移動してフリーきっぷと併用するのが得策でしょうか。
- あおもりホリデーパス
- 五能線フリーパス
- 津軽フリーパス
- いわてホリデーパス
- あきたホリデーパス(冬季限定?)
- 信州ワンデーパス
- えちごツーデーパス
- えちごワンデーパス
- 小さな旅ホリデー・パス
- 仙台まるごとパス
- 仙台まるごとパス(デジタルフリーパス)
- 仙台まるごとパスワイド(デジタルフリーパス)
- 米沢赤湯回廊パス(デジタルフリーパス)
- ぐんまワンデー世界遺産パス
- きらきら日本海パス
- 秋田・男鹿デジタルフリーパス
- 庄内・最上川パス(デジタルフリーパス)
- 青森・弘前デジタルフリーパス セミワイド
- 青森・弘前デジタルフリーパス ベーシック
これだけ選択肢がありますので、「三連休東日本・函館パス」のような広大なエリアの乗車券だけのフリーきっぷは必要とされなくなってしまったのかもしれませんね。
北海道の函館エリアに関しても「はこだて旅するパスポート」が発売されていますし、これだけエリア内を周遊できるフリーきっぷが発売されていれば代替可能という判断に至ったのかもしれませんね…