後継車両のHC35形により2028年以降順次置き換えが開始されることとなっているキハ75形ですが、自動車事故で破損したHC85形の修理に時間を要することから一部の特急「ひだ」が運休となり、急遽キハ75形を使用した臨時快速が運行されることとなりました。どんな様子だったのでしょうか?
HC85形が自動車事故で損傷を受ける
先週JR高山線で自動車と特急「ひだ」が衝突する事故が発生しました。この影響で割れたガラスにより負傷者が出たほか、車体の損傷が激しく当該車両が当面の間離脱する事態となります。
D2編成は長期離脱する可能性が濃厚な模様です。
なんとキハ75形で臨時快速運行
特急「ひだ」運休の影響でキハ75を使用した臨時快速が運行されました。「秋の乗り放題パス」利用期間中だったこともあり、利用客からは好評だったようです。これに関しては事故に感謝したいところですね。
後継車のHC35形で順次置き換え、他社への譲渡は?
まだまだ元気に走り回っているキハ75形ですが、初期車は製造から30年が経過するなど老朽化が進行していることが考慮されたのか後継車のHC35形が導入されることが決定しています。
快速「みえ」で運用が続いてきた1次車は恐らく廃車となる可能性が高いですが、2次車に関しては1999年製造で太多線・高山線で運用されている車両は耐寒対策などの改造も行われているということもあり果たしてどうなるのか。できればJR西日本など他社で活躍を続ける姿が見たいものですね。






