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 大雨により不通が続いていた奥羽本線と陸羽東線ですが、一部区間で8/23からバス代行輸送を実施することになりました。しかし、昨今の情勢が影響しているのか?本数がかなり少なくなっている区間があります。

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奥羽本線は新庄~真室川駅間のみの代行輸送実施に

 奥羽本線は現在も新庄~院内間で運転を見合わせていますが、8/23から一部区間のみですがバス代行輸送を実施することとなりました。

新庄駅泉田駅羽前豊里駅真室川駅
621便5:506:056:236:30
623便8:509:059:239:30
625便12:1212:2712:4512:52
627便16:4016:5517:1317:20
629便18:5019:0519:2319:30
真室川駅羽前豊里駅泉田駅新庄駅
622便6:506:577:157:30
624便9:509:5710:1510:30
626便13:5013:5714:1514:30
628便17:4017:4718:0518:20
630便19:5019:5720:1520:30

 ひとまず需要が比較的ある新庄~真室川駅間は代行バスが運行されますが、真室川~院内駅間のバス代行輸送は現時点で未定とのことです。

陸羽東線のバス代行は全線で実施

 陸羽東線の鳴子温泉~新庄駅間は8/23からバス代行輸送を実施します。ただし、列車の本数と比べると大幅に少なくなっており、鳴子温泉~赤倉温泉駅間は1日1往復のみとなっています。

再建されるかは微妙かも…

 今回の大雨により被災した両線ですが、復旧されるかと言われると結構厳しいかもしれません。昨年の当該区間の輸送密度を見てみると

  • 奥羽本線の新庄~湯沢間の輸送密度は291人/日
  • 陸羽東線の鳴子温泉~最上間の輸送密度は51人/日、最上~新庄間は229人/日

 といずれも厳しい数字が並びます。米坂線の復旧も一向に進んでいませんし、今回も何らかの決着を見るまで長期化するのではないか?と予想されます。果たしてJR東日本がどんな決断を下すのか、注目が集まります。