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 SL北びわこ号が、今年も運転されることになりました。現在SLやまぐち号の運転再開の見通しが立たない為、JR西日本では貴重なSL列車ということになります。

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概要

 SL北びわこ号は、JR西日本が北陸本線米原駅 – 木ノ本駅間で運行している、蒸気機関車牽引による臨時列車。

 滋賀県湖北地域の観光振興とSLの動態保存運転を目的とした列車で、1995年(平成7年)8月19日に運行を開始した。

運転日

 今夏は7月15・22・29日、8月12・19・26日、9月9・16・23日。全て日曜日です。

運転時刻と車両

 運転時刻は以下の通り

 

停車駅 時刻
米原10:09
長浜10:22
虎姫10:31
河毛10:37
高月10:45
木ノ本10:52

 車両は12系客車(原型)で運行され、全車指定席です。快速列車の扱いなので、乗車するには乗車券のほかに指定席券を購入すれば乗れます。青春18きっぷでも乗れるのは大きいですね。

機関車は今夏から変更

 けん引する機関車は今夏から変更になりました。

JR西日本は2018年3月19日(月)、C56形蒸気機関車160号機(愛称「ポニー」)が、臨時列車「SL北びわこ号」の牽引(けんいん)から5月に引退すると発表しました。
 
C56形160号機は1939(昭和14)年に製造。1995(平成7)年8月からは「SL北びわこ号」などの牽引機関車として使われてきました。
C56形160号機による「SL北びわこ号」の最終運転は5月27日(日)です。北陸本線の米原~木ノ本間22.4kmを2往復します。列車は12系客車5両を連結。定員424人で全車指定席です。乗車には乗車券に加え指定席券が必要。1か月前の4月27日(金)午前10時から、駅の「みどりの窓口」や旅行会社などで発売されます。
JR西日本の広報担当によると、C56形160号機は比較的小型で牽引力が弱かったということもあり、本線運転からは5月27日(日)をもって引退するとのこと。以降は動態保存の蒸気機関車として、京都鉄道博物館(京都市下京区)で運行する「SLスチーム号」などで引き続き使用するとしています。
なお、2018年夏以降の「SL北びわこ号」は、D51形蒸気機関車200号機が使用されます。JR西日本は「ぜひ、この機会に最後となるC56形蒸気機関車牽引によるSL北びわこ号にご乗車ください」としています。
引用:「SL北びわこ号」のC56形蒸気機関車160号機、本線運転から引退へ JR西日本

 ところが、先の集中豪雨により、D51形が手配できなくなってしまいました。とりあえず7月はC57形がけん引することが発表されましたが、8月以降に関してはまだ未定とのことです。

まとめ

 いかがでしたか?D51の運転が見られないのは残念ですが、C57によるけん引で運転される列車というのも中々レアですので、この機会を逃さずに乗車・撮影ができるといいですね。