東京メトロ半蔵門線の新型車両18000系が8月から運行を開始することが発表されました。2025年度までに10両編成19本を投入して8000系を順次置き換えるとのことです。詳細はどうなっているのでしょうか?
8月から運行開始!
半蔵門線用の新型車両18000系がついにお披露目されました。今年の8月から運行を開始し、2025年度までに10両編成19本を投入して現在運行されている8000系を順次置き換えるとのことです。なお、CBTCやATOの準備工事も行われており、投入が完了した暁には使用を開始するものと思われます。
車両は全車日立製作所で作成され、機器面ではPMSMやフルSiC-VVVFを採用。モーターの定格出力上昇により本形式では電動車の両数を削減し4M6Tの編成となっています。
世間では好評の声多数
半蔵門線は東京メトロ、東急、東武の車両がいずれも乗り入れられ、東急の車両のほうが多く、駅ホームに到着するときの案内板には「○○の車両です」というのがよく見かける。こういった表示は半蔵門線以外にあるのだろうか?
入れ替えられるメトロの8000系が引退する頃には、直通乗り入れ先の東急8500系も引退してるのだろうか?東急も8500系から入れ替わる新車両2020系などを投入してるが、8500系がいつ全廃するかは明確にしてないからなぁ。引用:東京メトロ半蔵門線に新型車両 18000系 登場…アルミ車体「A-train」規格、8000系置き換え
ママが電動車いすだからって、フリースペースの横でゴロ寝しちゃだめだよ。
電動車いすでも、当然、視覚障害者や妊婦さんや内部疾患(私もです)などもいるでしょうし、当日体調が悪い人もいるでしょう。そして、同じ障害者が鉄道関連のお仕事に従事していることも頭の片隅に入れておいてください。
引用:半蔵門線の新型車両公開 バリアフリー配慮、8月デビュー 東京メトロ
PMSMを使うと必然的に個別制御になりますからね。制御器は16台積むことになりますね。(2個とか4個を1箱にまとめて小型化したりはしてるけど、中身はそれだけの数あるから値が張るはず)
JRや私鉄でよくある6M4T編成はモーター4個ずつの制御だから制御器は編成に6台(1個当たりの大きさはもちろん大きい)になりますね。仮にPMSMのシステムで5M5T編成にしたら制御器は20台。この数の差がMT比の決め手になってるんじゃないですかね?もちろん、勾配起動の性能とかを満足できるから、というのもあるはず。
あとは、個別制御なので故障時もモーター1個が使えなくなるだけとか、そういうのも計算に入ってるはずですよ。
引用:東京メトロ半蔵門線に新型車両 18000系 登場…アルミ車体「A-train」規格、8000系置き換え
8000系は順次廃車に
なお、置き換えが進められる8000系ついてですが、現状では譲渡の予定はなく順次廃車する模様です。13000系に置き換えられた03系の前例から考えると、18000系の運行開始前に8000系の廃車回送が始まることが予想されますので、早めに記録しておくことをお勧めします。