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 今年の決算説明会でJR東日本が設備のスリム化の一環として「電車をハイブリッド車等に置き換え、 架線や変電設備等を撤去」、即ち一部の区間において非電化化が行われることを示唆していましたが第一弾は磐越西線の会津若松~喜多方となる模様です。一体なぜこの区間が非電化化の対象に選ばれたのでしょうか?

非電化化の第一弾は磐越西線

 喜多方市は3日、市議会全員協議会で、JR東日本が磐越西線会津若松―喜多方間の非電力化を計画していると説明した。市は非電力化で郡山―喜多方間の直通電車が廃止され、会津若松駅から気動車への乗り換えが増えて利便性が低下するとして、JRなどに計画見直しを要望する方針。市によると、JRは来年度から架線や電柱、配電線などを順次、撤去していく計画。JRは、非電力化によって自然災害で架線が切れて運休するのを防止できるほか、修繕費用などの削減につながるとする。

 ただ市は、気動車への乗り換えで郡山―喜多方間の所要時間が増え、通勤・通学や観光産業などに影響すると指摘。関係団体と要望活動を実施する方針だが、JR担当者は「直通電車が廃止されるとは限らない。喜多方市に丁寧に説明していきたい」としている。

 JRによると、会津若松―喜多方間の昨年度の利用者は1日当たり約1500人。非電力化が実施された場合、JR仙台支社管内では初の事例となる。

引用:会津若松-喜多方間「非電力化」 福島県・磐越西線でJR東日本が計画

 非電化化の対象として選ばれたのは磐越西線の会津若松~喜多方間となりました。確かにこの区間における電車の運行は1日2往復だけとなっており、非電化化しても大きな問題にはなりそうもありませんね。

 利便性の低下とありますが、そもそも直通運転する列車自体数えるほどしかないですし、喜多方市の計画見直しの要望は通らないと思われますね…

明確に会津若松駅で系統分離か

【数少ない会津若松跨ぎ!】喜多方発郡山行の普通列車に乗ってきた

 郡山~喜多方の直通運転が減ったのは結局のところ会津若松駅の構造によるところが大きいのでしょう。スイッチバックをまたいでわざわざ直通運転するのも手間ですし、そうなると会津若松駅で明確に系統を分断してしまった方が旅客案内上はやりやすいのかもしれません。

 元々直通列車も会津若松駅で長時間停車しますし、対面接続を確保できればそこまで利便性の低下はしないでしょうね…

ネット上の反応は?

 たった1500人しか使わない路線は、ろくに利用客が多くない路線に電化設備を残しているのは、本当に無駄だと思っているよ。磐越西線の喜多方~会津若松間は、新津から直通する列車がほとんどなので、気動車が中心のダイヤ編成になっているために、電車が走る頻度がかなり少ないあの区間は、早いうち電化設備を撤去したほうが一番いいと前からずっと思っていますよ。

 喜多方~会津若松間は、都会ではない地域だから、気動車が多く走っている路線に、電車がかなり少ない本数で走らせるためだけに電化区間にする意味は、ほとんどないよ。私は列車の旅行で喜多方と会津若松は、通過するだけなので、コロナ前も新潟に行った帰りは、喜多方などの会津地域は、通りすぎるだけだから、スイッチバックしてる乗り継ぎ駅の会津若松駅も郡山行きの列車に乗り継いで行くので、喜多方と会津若松の街には、ほとんど行かないので喜多方~会津若松間は、電化廃止してもいい。

引用:会津若松-喜多方間「非電力化」 福島県・磐越西線でJR東日本が計画

 他の方も仰る通り蓄電池車化するのなら双方の言い分をうまく解決できますね。

 充電設備である架線を喜多方、郡山と、会津若松に残しておけば、導入できます。ここの線区においては全距離が81.2kmなので、増強型の蓄電池車819系/801系なら1回の充電で最大90km走れます。そのため郡山から直通も片道のみなら可能かと思慮します。直通運転後は充電のため長時間停車が必要ですが。

 今後特急などもコスト削減、運転免許取得等の経費削減のために蓄電池車化されることが予想されます。回生ブレーキで充電しながら走れ、無煙なので環境にも優しいです。故障の際は、別の蓄電池車から電力を融通し、回送することになるでしょう。

 設備に自治体が少し投資して、蓄電池車の観光特急などを走らせたり、蓄電池車の充電設備に投資して、従来の利便性を維持できるようにするといいかもしれませんね。

引用:会津若松-喜多方間「非電力化」 福島県・磐越西線でJR東日本が計画

 コスト削減で設備撤去なら、浮いた金で増便しろとか交渉できるような議員は地方にはいないだろうね。会津若松〜喜多方であれば沿線に大学病院もあるし、平行バスは貧弱なので、実際に改善の余地はあると思う。2時間くらい間隔がある時間帯もあるし。

 ただ「非電力化によって自然災害で架線が切れて運休するのを防止できる」ってのは屁理屈でしかない。会津若松〜喜多方は基本平地なので土砂崩れによる倒木は起きないし、架線が切れるような風なら電化非電化問わず運休する。そもそもここは風が特段強いとされる地域ではない。

 「直通電車が廃止されるとは限らない」は完全に意味不明。気動車で郡山方面の定期列車を運行するはずがない。逆を言えば、不勉強な地方自治体への説明なんてその程度で構わないと舐められてるんです。

引用:会津若松-喜多方間「非電力化」 福島県・磐越西線でJR東日本が計画

臨時列車で直通を維持か?

第11話【走るカフェ!フルーティアふくしま】スィーツを大満喫できる電車に乗りました

 正直、定期列車で直通を維持しておく意味はもはや皆無ですが、現在運行している「フルーティアふくしま」を置き換える際にハイブリッド気動車で置き換えて直通を維持するというのは考えられるかもしれませんね。現在のフルーティアふくしまの種車は719系で、製造から30年が経過。そろそろ置き換えのうわさが出てきても不思議ではないはず。果たしてどんな判断を下すのか?JR東日本に注目が集まりますね。