箱根登山鉄道の103-107編成が引退へ
スポンサーリンク

 箱根登山鉄道は1日、100形103-107編成を、2019年7月に引退させると発表しました。また、 2019年6月1日 (土)から、2020年3月31日(火)までの間、箱根湯本-強羅間開業100周年を記念して 「箱根湯本-強羅間開業100周年キャンペーン」を実施します。

箱根登山鉄道唯一の吊り掛け駆動

Tozan Mc103 Mc107 cMc108 - 箱根登山鉄道の103-107編成が引退へ
引用:チキ1形

 この編成は箱根鉄道が保有する車両の中で唯一吊り掛け駆動方式を採用している車両です。

  吊り掛け駆動方式とは、モーターから車輪へと動力を伝達する方式の1つで、台車を構成する台車枠と、左右の車輪を繋ぐ輪軸にモーターを吊り掛けることから、この名称がつけられています。

  モーターが輪軸に直接吊り掛けられている構造となっているため、振動が発生しても、モーターの駆動軸が輪軸を中心とする円上を移動するのみで、輪軸の歯車とモーターの歯車の距離が変化せず、構造が簡単であす。このため、大型モーターに対応しやすく、製造コストが安いことが大きな長所です。

  しかし、 モーター重量の約半分が台車の軸ばねを介さずに輪軸に直接かかるため、 線路からの台車・車体やモーター自体への衝撃がかかります。 吊り掛け駆動用モーターは、衝撃に耐えるため、頑丈に作らざるを得ないので、結果として重量やばね下重量も増加してますます衝撃が大きくなり、乗客の乗り心地が悪くなってしまいます。 高速運転にも不向きです。

 このようなことから、車両の老朽化が進んできたことも相まって今年の7月で引退することになりました。なお、引退にあたりイベントの実施等が予定されています。

箱根湯本-強羅間開業100周年キャンペーン

3000形
引用:3000形

 箱根登山鉄道株式会社(本社:神奈川県小田原市、社長:府川光夫)では、2019年6月1日 (土)から、2020年3月31日(火)までの間、箱根湯本-強羅間開業100周年を記念して 「箱根湯本-強羅間開業100周年キャンペーン」を実施します。 同区間は国内有数の山岳路線で、山岳鉄道の本場であるスイスのベルニナ(現レーティッシュ) 鉄道の技術を模範にし、1919年(大正8年)6月1日に開業しました。当社では、この節目の 年を迎えるにあたり、お客さま・地域の方々への感謝の気持ちを表し、様々なイベントを実施して まいります。実施イベント等を含めた詳細情報は、決定次第当社ホームページ等でお知らせいたします。  

スポンサーリンク
引用:
箱根登山電車 「箱根湯本-強羅間開業100周年キャンペーン」を開催(PDF)

まとめ

 箱根登山鉄道の名車がまた引退ということで、ますます寂しくなってしまいますね。これから夏にかけて撮り鉄・音鉄などが多数行かれると思いますが、マナーやルールはよく守り、お互いに気持ちよく行動したいですね。

スポンサーリンク