001系「Laview」の投入により「むさし」・「ちちぶ」の運用から外れた10000系「ニューレッドアロー」。横瀬駅に回送された後動向が注目されていた10102F・10106Fですが、この度魚津へ甲種輸送が行われることが明らかとなりました。富山地方鉄道への譲渡と思われます。
魚津への甲種輸送
小手指へ回送された西武10000系10102F1両と10106F3両ですが、特殊貨物検査票などが確認されました。明日10/11に新秋津から魚津への甲種輸送が行われる模様です。富山地方鉄道への譲渡と思われます。
譲渡されるのは4両ですが、恐らく3両編成での運行で、1両は部品取りとしての譲渡と思われます。
16010形の置き換えか?
富山地方鉄道には初代レッドアローが改造を受け3両編成・2両編成がそれぞれ1本運用されていますが、製造から50年が経過し老朽化は否めません。
第2編成は2011年末に観光列車「アルプスエキスプレス」として改造され人気を博していますが、第1編成は改造を受けずほかの車両に混じって運行されています。ただ、どちらもバリアフリー対応ではないのがネックとなっています。
今回の譲渡で第一編成が恐らく置き換えられるものと思われます。第一編成が置き換えられれば原型の初代レッドアローは消滅ということになりますので、記録はお早めに。
今後も地方私鉄への譲渡が?
今回10102・10106Fの4両が富山地方鉄道へ譲渡されますが、他の私鉄への譲渡もある模様です。詳しくは以下をご覧ください。