【 #撮り鉄は犯罪者 】またしても一線を越えた撮り鉄、和田岬線103系廃車回送で線路内侵入＆運行妨害の醜態…

　いや～撮り鉄って本当にどうしようもないですね。先日和田岬線で運用されていた103系R1編成が吹田総合車両所本所に廃車回送されましたが、撮り鉄の一部が線路内侵入しただけではなく、何と回送列車の手前にカラーコーンを置いて運行妨害したことも明らかになりました。果たして今後どうなってしまうのでしょうか…

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やはり起きた線路内侵入！

　昨年春のダイヤ改正で207系に置き換えられ和田岬線の運用から離脱した103系R1編成。動向が注目されていましたが、先日吹田総合車両所本所に廃車回送されました。同所での展示後に廃車解体されるものと思われますが、やはり一部の撮り鉄がやってしまいました…

　有名な撮影場所とのことで多くの撮り鉄が集結したのですが、民家の塀の上によじ登り撮影している撮り鉄、さらに奥には堂々と線路内侵入をして撮影をしている様子が映っています。これだけでもとんでもないのですが、更に信じられない話がありました…

何とカラーコーンを置き運行妨害…

　5月14日午前5時頃、JR神戸線・姫路発米原行きの快速の運転士が兵庫県にある東姫路駅を出発する際、線路上に赤いカラーコーンが3本置かれているのを発見し、運転士が撤去しました。この影響で神戸線と京都線の一部電車に遅れが発生しました。

　警察によりますとカラーコーンは東姫路駅から約300メートルほど東の市川の河川敷付近に置かれていて、人が立ち入ることのできる場所だということです。JR西日本は警察に被害届を出していて、警察は何者かが意図的にカラーコーンを置いたとみて捜査しています。

引用：JR神戸線　東姫路駅と御着駅間にカラーコーン　警察が捜査／兵庫県

　更に何と東姫路駅付近では線路にカラーコーンが置かれる事件も発生しました。ここまであからさまな運行妨害というのは中々無いですね…本当に何を考えているのでしょうか？

JR西日本の温い対応も一因では？

　ただ、今回の一件に関してはJR西日本にも原因の一端はあると思うんですよね。観光列車の「SLやまぐち」や旧型車両の引退が迫る特急「やくも」では撮り鉄の迷惑行為が相次ぎ、中には柿の木の枝などが伐採されたり田んぼに無断で水を入れられる被害が発生しているのですが、JR西日本は今年に入るまで通り一遍の注意の呼びかけだけしか殆どしてきませんでした。

　余りにも酷かったのか、今年に入ってようやく伯備線沿線で巡回警備を強化したり頑丈な鉄柵を設置して侵入防止策を強化したのですが、遅すぎたのか？舐められた結果今回のような事態を招いたわけですよ。

　今回の103系廃車回送にしてもわざわざ撮り鉄が集まることが予想される朝行う必要はあったのか。JR東日本や東海のように深夜時間帯に廃車回送を行うことも十分可能だったはずです。撮り鉄に無闇に餌を与えるからこういう事態を招くわけで、今後はこのようなことが起きないことを願いたいですね。