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17000系17101Fが有楽町線内で試運転を行っているのが確認されました。日中の有楽町線での試運転はこれが初めてであり、来年の運行開始へ向け準備が進んでいます。また、同日には半蔵門線向けの新型車両18000系の概要も発表されましたので、この2つの話題を紹介します。
17000系日中試運転実施
17000系の日中試運転が有楽町線の市ヶ谷~新木場間で実施されました。来年2月の運行開始が予定されており今後も有楽町線・副都心線や乗り入れ先の各線での試運転が予定されています。
追記:東急線・副都心線でも試運転が行われているのが確認されました。
来年の2月には運行を開始するとのことですので、運行開始が楽しみですね。
18000系の詳細判明
また、同日には半蔵門線用8000系の後継車18000系の詳細が発表されています。
- 全車両へのフリースペース設置、ドア出入口下部をホーム側に傾斜させバリアフリーに配慮する
- 1人当たりの座席幅を43cmから46cmへ拡大
- 車両の床面高さを低くし(120cm→114cm)車両とホームの段差を低減
- 万が一脱線した際に自動で列車を停止させる脱線検知装置の搭載
- 高効率な永久磁石同期電動機(PMSM)とSiC素子を利用した制御装置の採用により消費電力量を削減
- 総合指令所やメンテナンス部署から機器の状態を遠隔でモニタリングするTIMAシステムを採用
- 全車両に監視カメラを設置
営業開始時期に関しては来年度の上半期を予定しており、最終的には10両編成19本を投入する予定です。
また、第1編成の甲種輸送は10/3に行われる模様です。

これにより、今後は8000系の置き換えが順次行われますが、登場から30年以上経過していることもあり、譲渡先が現れなければ廃車解体されるものと思われます。