来春のダイヤ改正(3/13)の内容をまとめました。今回はJR東日本編の新幹線・特急編で、新幹線の上野~大宮間スピードアップやE7系追加投入、踊り子の新車統一・ライナー列車の特急格上げなどが主な内容となっています。
新幹線スピードアップ、一部列車の運転見直し
上野~大宮間の埼玉県内において最高速度130㎞/h運転を実施し、東京から各方面への所要時間を1分程度短縮します。
また、朝通勤時間帯に運行する「たにがわ」について、高崎6:31発東京行きたにがわ472号を新設し、東京着7時台となる列車を増発します。
この他、「はやぶさ37号(東京16:28発・新青森行)」、「はやぶさ20号(新青森11:20発・東京行)」は、運転を取りやめます。「たにがわ473号(上野18:52発・高崎行)」は平日のみの運行とします。
E7系追加投入、E4系は2021年秋で運行終了
上越新幹線にE7系を追加投入し、「とき(Maxとき)」「たにがわ(Maxたにがわ)」のうち新たに12本をE7系での運行とします。これによりダイヤ改正後は「とき」8往復と「たにがわ」3往復がE7系での運行となります。
また、ダイヤ改正後もE4系の置き換えを続け、2021年秋ごろをめどにE4系は引退します。
グランクラスサービス縮小、車内販売も一部取りやめへ
今回のダイヤ改正で東京~盛岡間で運行する「やまびこ」並びに多客期に東京~盛岡・新青森間で運行する「はやて」でグランクラスの車内サービスを取りやめます。
これに伴い、当該列車についてはグランクラス料金を値下げします。見直し後の東京駅発着の料金は、宇都宮駅まで5250円、郡山・福島駅まで6300円、仙台・新花巻・盛岡駅まで7340円となります。
また、一部の北陸新幹線「かがやき」・「はくたか」と在来線特急のうち「いなほ」・「かいじ」の全列車で車内販売の営業を取りやめます。
東海道線特急をE257系で統一、ライナー列車も特急化
こちらに関しましては既に上の記事で取り上げていますので、そちらをご覧ください。
高崎線特急「あかぎ」・「スワローあかぎ」一部見直し
休日に運行する「あかぎ」について新たに北本駅・鴻巣駅に停車するとともに指定席を拡大します。これにより平日・休日の停車駅を統一し利便性を向上させます。
また、スワローあかぎ15号・あかぎ10号の運行を取りやめるほか、スワローあかぎ8・9・13号とあかぎ8・9号については前橋発着から高崎発着とします。
「成田エクスプレス」の高尾乗り入れ廃止
今回のダイヤ改正で一部列車が中央線に乗り入れている特急「成田エクスプレス」については、八王子〜高尾駅間の運転を取りやめます。