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 来春(3/12)に行われるダイヤ改正の内容をまとめました。今回はJR北海道編で、北海道新幹線の接続改善やキハ283系の引退、H100形の帯広・釧路地区投入などが主な話題となっています。

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北海道新幹線と特急「北斗」接続改善

 特急「北斗」の運転時刻を見直し、北海道新幹線との接続を改善します。

新函館北斗駅 接続 
引用:JR北海道 – 2022年3⽉ダイヤ改正について

キハ283系退役、「おおぞら」で所要時間短縮

 キハ261系22両を追加投入し、キハ283系は運行を終了します。また、これに伴い「おおぞら」9号の所要時間を短縮します。このほか、「おおぞら」9号が新たに浦幌駅に停車します(現行の「おおぞら」11号は浦幌駅を通過とします。)。

 閑散期には4両編成での運転とし、自由席車両が1両となります。

 また、釧路駅ではキハ283系の定期運行終了を記念し、12/27から記念特急券を発売します。釧路→札幌間の自由席特急券で、券面にはキハ283系「おおぞら」号がデザインされています。価格は2640円で限定2830枚となっています(売切れ次第終了)。記念特急券の購入特典として、特急おおぞら号のポスター(B1サイズ)をプレゼントします。限定283枚となっており、無くなり次第配布終了となります。

H100形の投入が進む

 H100形の追加投入を30両行い、根室本線の帯広~釧路間は54本の列車を全てH100形に置き換えます。このほか、石北本線の旭川~上川間24本のうち19本をH100形の運行とします。動力性能の向上でダイヤを見直し、速達化と利便性向上を行います。

学園都市線は新駅開業、夕方は20分間隔に

[R3.12.9] 札沼線 新駅「ロイズタウン」工事進捗~2022.3.12開業!~ [学園都市線]

 学園都市線のあいの里公園~太美駅間に「ロイズタウン」駅を開業します。なお、ダイヤ上の都合から一部の列車は通過します。

 また、19・20時台の運行を20分間隔としてわかりやすくすると共に6両編成での運行とし混雑の平準化を図ります。当別町内の2駅について、石狩太美駅を太美駅に、石狩当別駅と当別駅にそれぞれ改称します。

 日中時間帯に6両編成で運行している12本については3両編成での運行とします。

「ライラック」1往復を臨時列車化、「カムイ」2往復の運行縮小

 ライラック38号(旭川17:30→札幌18:55)、ライラック39号(札幌19:30→旭川20:55)を臨時列車とし、利用の見込まれる年間36日程度の運行とします。

 土曜日や休日に限っての運行となっている特急「カムイ」2往復は、大型連休等の最繁忙期となる年間35日程度の運転に縮小します。

宗谷本線では東風連駅が「名寄高校」駅に

 宗谷本線では東風連駅が名寄高校の目の前に移設され、名寄高校への通学に便利な「名寄高校」駅となります。これに伴い、普通・快速あわせた24本の全列車が停車します。

その他

  • 利用が著しく少ない花咲線の糸魚沢駅、宗谷本線の歌内駅、函館本線の池田園・流山温泉・銚子口・石谷・本石倉駅を廃止します。
  • 利用実態に合わせ朝夕時間帯の一部列車を土休日運休または減車とします。