2023年春（3/18）に行われるダイヤ改正の内容をまとめました。今回のダイヤ改正ではキハ283系のオホーツク・大雪での運行開始やH100形の富良野線投入など小規模なものに留まっています。
JR西日本グループが“鉄道専用”SNSアプリ始めました！キハ283系が石北本線特急に転用、ライラックは運行時刻繰り上げ
今春のダイヤ改正からキハ283系がオホーツク・大雪に投入されます。1・2号車が指定席、3号車は自由席となり、グリーン車の連結は無くなります。
また、今回のダイヤ改正前日を以てキハ183系が定期運用から退きます。これを受け網走・北見・遠軽・上川の各駅いずれか発着の特急列車グリーン券2枚（1枚2800円以上）の購入者向け特典として「いまこそ輝け！北のキハ183系 記念入場券」メモリアルバージョン収納用の特製ファイルのプレゼントを実施します。詳しい内容はこちらをご覧ください。
この他、「ライラック」3号を札幌7：49発から7：12発に、「ライラック」5号を札幌8：30発から8：00発にそれぞれ繰り上げ通勤通学に利用しやすくします。
H100形が富良野線に投入
今回のダイヤ改正で富良野線の全列車をH100形での運行とします。全自動冷暖房装置や車いす対応洋式トイレ・車椅子スペース設置により快適性が向上するほか、車内の案内表示器が英語対応となります。各駅ではお客様がボタンを押してドアを開閉し 、乗り降りする方式となります。
北海道ボールパーク開業に伴う対応
北海道北広島市にプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新本拠地となる「北海道ボールパークFビレッジ」の開業に伴い、新球場でのプロ野球ナイトゲーム開催時には帰りの時間帯に臨時列車の運転を行います。ナイトゲーム開催時には21～23時台に北広島始発の臨時快速を運行すると共に特別快速の北広島駅への臨時停車を行います。
なお、2022シーズンの日本ハムの成績は開幕からずっと最下位で、GWの5/6に行われた西武戦に0－5で完敗したことによりわずか33試合で自力優勝の可能性が消滅。8/19の楽天戦の敗戦で自力でのCS出場も消滅すると劣勢を覆す力は無く、9/18に札幌ドームで行われたロッテ戦で逆転負けを喫し何と9試合も残して最下位が確定する有様でした。
札幌ドームラストシーズンにもかかわらずシーズンを通して一度も優勝争いに加わることはできず、CS出場争いすら1チームだけ蚊帳の外…5位のロッテに9ゲーム差を付けられての圧倒的な最下位（2軍戦のイースタンリーグも7チーム中6位）でしたが、他球団と比べてカスのような戦力しか与えられてない割には新人監督（BIGBOSS）として頑張った方じゃないでしょうか。
来シーズンは優勝だと監督は息巻いていますが、個人的にはAクラス入りを果たせば十分成功と言えると思います。今シーズン散々惨めな思いをしてきたファンに1つでも多く勝利を届けられると良いですね。
ホームライナーが全席指定に、土休日運休の列車が全日運転に
函館本線手稲→札幌間で運行されている『ホームライナー』3本を乗車整理券方式から全車指定席に変更し、毎日運行とします。これに伴い、普通車指定席は530円・グリーン車指定席は780円となりますが、えきねっとチケットレス座席指定券の場合普通車指定席は210円・グリーン車指定席は310円となります。
このほか、快速「エアポート」3往復とほしみ～手稲間1本を土休日運休から全日運行とします。
その他
- 日高本線の浜田浦駅はご利用が少ないため廃止します。
- 釧網本線の細岡駅は通年停車を取りやめ、毎年4/25～11/30のみの停車とします。
- 来年の3/31を以て留萌本線の留萌～石狩沼田を廃止し、石狩沼田～深川間のダイヤを見直します。
- 来年の5/20に737系を室蘭線の室蘭～苫小牧に投入し、同線で運用されているキハ143形を全て置き換えるほか、H100形で運用されている列車も一部を除き737系での運行とします。電車化に伴い速達化を行い、接続の改善など全面的なダイヤの見直しを行います。
