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 2024年春(3/16)に行われるダイヤ改正の内容をまとめました。今回はJR東海編です。早朝深夜時間帯の「のぞみ」増発や「ひかり」の列車間隔改善、315系の追加投入などがメインの内容となっています。

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早朝・夜間時間帯に臨時「のぞみ」を増発

 東京~新大阪間の臨時「のぞみ」を早朝時間帯に下り1本、夜間時間帯に上り2本増設し、ご利用が多
く見込まれる日に運転します。上り1本については、定期最終「のぞみ」の6分後の新大阪 21:30 発とします。

新横浜発新大阪着新神戸着岡山着広島着新山口着小倉着博多着
のぞみ97号6:038:068:218:559:3210:0410:2310:40

 2023 年3月のダイヤ改正で相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業に合わせて新設した新横浜始発新大阪行の下り臨時「のぞみ」を、連休初日や繁忙期などに博多行として運転します。これにより、首都圏から新横浜経由で山陽エリアの主要駅へより早い時間に到着できるようになります。※ 新大阪行で運転する日は「のぞみ 」497 号となります。

山陽新幹線へ直通する最終「のぞみ」繰り下げ

東京発品川発新横浜発名古屋着京都着新大阪着新神戸着西明石着姫路着岡山着
のぞみ93号20:3920:4620:5822:1522:4923:0323:17(通過)(通過)23:49
のぞみ95号20:5421:0121:1222:2923:0323:1823:3223:4023:51
改正後の時刻

 岡山への最終「のぞみ 」93 号について、東京発時刻を6分繰り下げ20:39 発とするとともに東京~岡山間の所要時間を7分短縮します。

 また、西明石の停車列車を、「のぞみ 」93 号から後続の「のぞみ 」95 号姫路行に変更します。これにより、西明石への最終列車の東京発時刻は 21 分繰り下がり、20:54 発とするとともに東京~姫路間の所要時間を2分短縮します。西明石から東京へ日帰りでお出かけの場合、12 時間以上滞在できるようになります。

【日本最長&最速⁉︎】のぞみ64号を乗り通してみた

 博多発東京行きの最終「のぞみ」64号を1分間繰り下げ19時ちょうど発とします。これにより、首都圏~山陽エリアの主要駅間の最短所要時間も1分短縮します。

「ひかり」の停車間隔改善

引用:JR東海 – 2024年3月ダイヤ改正について

 夜間時間帯に、静岡・浜松・豊橋に停車する下り「ひかり」の列車間隔を改善するとともに停車回数を増やし、より少ない待ち時間で「ひかり」をご利用いただけるようになります。

 18 時以降に東京を発車する「ひかり」の最大列車間隔について、静岡停車列車は 1 時間 18 分から 57分に、浜松停車列車は 1 時間 18 分から 1 時間に改善します。また、静岡には東京 18:33 発、浜松には東京 19:30 発の「ひかり」が新たに停車します。東京 21:30 発の「ひかり」を 24 分繰り上げ、21:06 発とします。

 このほか、豊橋には東京 20:12 発の「ひかり」が新たに停車し、18 時以降に東京を発車し豊橋へ停車する「ひかり」の最大列車間隔を、2 時間 57 分から 1 時間 39 分に改善します。

下りの三島・静岡始発「こだま」が繰り上げより便利に

 静岡発下り「こだま」765号を三島発(三島発6:14、新富士発6:24、静岡着6:35)とし、三島~静岡間で増発します。これにより、三島・新富士の下り始発列車時刻を約 40 分繰り上げます。同列車から静岡で「ひかり」533号(静岡発6:42)に乗り換えることで、新大阪には 8:13 着となり、現行より1時間 14 分早く到着します。

 また、静岡始発の下り「こだま」763 号を5分繰り上げ、静岡発6:02として静岡~三河安城の下り始発列車時刻を繰り上げます。同列車から名古屋で「のぞみ」273 号に乗り換えることで、新大阪には 7:54 着となります。

朝通勤時間帯の「こだま」増発

列車名備考浜松発掛川発静岡着静岡発新富士発三島発新横浜着品川着東京着
こだま814号6:446:557:087:107:227:358:118:228:30
こだま818号6:557:157:287:337:478:008:358:468:54
こだま820号8:098:448:559:03
こだま700号名古屋発6:457:307:457:588:068:228:369:119:229:30

 朝通勤時間の上り三島発「こだま」818号を浜松発とするとともに、静岡発「こだま」820 号を三島発とすることで、浜松~静岡間で増発します。掛川発上り7時台発の「こだま」が1本から2本になり、浜松・掛川から静岡県内や首都圏への新幹線通勤・通学等でご利用しやすくなります。

ビジネスブース設置列車増加

【激レア】東海道新幹線のぞみ号の”個室”に乗車!無料で使えるぞ!

 ビジネスブースを設置したN700S系を追加投入し、山陽新幹線直通「のぞみ」を中心に定期列車 28 本で運転します。ダイヤ改正後の連結列車は以下の通りです。なお、ビジネスブースの他、車椅子スペースを6席設置します。

列車名始発駅発時刻終着駅着時刻
のぞみ1号東京6:00博多10:52
のぞみ7号東京6:51博多11:45
のぞみ11号東京7:30博多12:30
のぞみ15号東京8:12博多13:09
のぞみ23号東京10:12博多15:09
のぞみ69号東京11:48広島15:42
のぞみ35号東京13:12博多18:09
のぞみ73号東京13:48広島17:42
のぞみ45号東京15:30博多20:30
のぞみ47号東京16:12博多21:09
のぞみ55号東京17:30博多22:30
のぞみ59号東京18:51博多23:51
のぞみ271号名古屋6:20博多9:39
ひかり663号東京20:12新大阪23:15
こだま717号東京10:27名古屋13:06
下り
列車名始発駅発時刻終着駅着時刻
のぞみ74号広島6:00東京9:57
のぞみ4号博多6:36東京11:33
のぞみ10号博多8:00東京12:57
のぞみ14号博多8:36東京13:33
のぞみ28号博多12:15東京17:15
のぞみ34号博多13:36東京18:33
のぞみ40号博多15:00東京19:57
のぞみ44号博多15:36東京20:33
のぞみ54号博多17:15東京22:15
のぞみ62号博多18:36東京23:32
ひかり638号新大阪7:18東京10:12
こだま816号三島7:45東京8:36
こだま738号名古屋16:38東京19:18
上り

中央線は315系統一で130km/h運転開始、日中時間帯は快速が新守山・神領に停車

 名古屋~中津川間を運転するすべての快速・普通列車を315系に統一したことにより、最高速度を110㎞/h から130㎞/h に引き上げたダイヤとし、朝夕時間帯において名古屋~多治見間で平均1分・名古屋~中津川間で平均3分所要時間を短縮します。

 昼間時間帯に名古屋~瑞浪・中津川間を運転する快速列車を全て新守山と神領に停車させ、「区間快速」として運転するとともに11時~14時台(名古屋駅基準)の名古屋~高蔵寺間の列車本数は1時間あたり6本となり、概ね10分間隔の運転とします。

315系が東海道線・武豊線などに追加投入

 315系を追加投入し、今春のダイヤ改正から武豊線と東海道線の大府~大垣間で運行を開始します。このほか、6月からは東海道線の熱海~豊橋間でも運転を開始し、211系を順次置き換えます。

 今後は211系や311系の置き換えが進行しますので、撮影や乗車はお早めに。

その他

  • 身延線では、平日の朝通勤時間帯に西富士宮から富士間で普通列車を1本増発します。これにより、朝7時台に富士に到着する列車が5本から6本に増えます。
  • 飯田線では12時~14時台(豊橋・豊川駅基準)の普通列車は全て船町・下地に停車とします。これに伴い、豊橋から豊川方面の列車は11時・12時・14時台で各1本、13時台では2本削減します。また豊川から豊橋方面では12時~14時台で各1本削減します。
  • 身延線では、富士~西富士宮間の普通列車を一部の時間帯で1時間当たり1本削減します。富士から西富士宮方面の列車は9時・13時・14時台で各1本、西富士宮から富士方面では11時・13時・15時台で各1本削減します。
  • 名古屋~金沢間で運転している特急「しらさぎ」の8往復は名古屋~敦賀間の運転とし、全車指定席で運行します。