スポンサーリンク

 2026年春(3/14)に行われるダイヤ改正の内容をまとめました。今回はJR東日本の関東エリア編です。横浜線でのワンマン運転開始や中央総武緩行線と東西線の直通列車減少、E501系の一部廃車に伴う常磐線のワンマン運転拡大などが主な内容となっています。

JR西日本グループが“鉄道専用”SNSアプリ始めました!

横浜線のワンマン運転開始

 横浜線では車両の改造工事が完了したことと全駅へのホームドア設置が完了したことに合わせ、来春のダイヤ改正よりワンマン運転を開始します。このほか、早朝時間帯に東神奈川駅発着の横浜線を桜木町駅まで運転区間を延長し、利便性を向上します。

E501系一部廃車でワンマン運転拡大

 来春ダイヤ改正でE501系の運用が減り、基本編成1本が廃車となります。今後JR九州への譲渡が行われる見込みです。これにより、水戸駅7:06発と18:15発いわき行きがE531系5両編成でのワンマン運転になります。

下り品川発東京発上野発土浦発水戸発勝田着大甕着日立着高萩着
改正前5:116:157:007:06
改正後5:116:157:007:057:207:30
改正前15:3515:4515:5117:0517:5618:01
改正後15:3515:4515:5117:0517:5618:0118:1618:2718:48

 朝夕時間帯の勝田行下り列車を日立行・高萩行にそれぞれ運転区間を延長します。このほか、土休日の土浦発6:55発上野行きを8:28発とし品川行きに延長します。

 このほか、一部列車の運転時刻を変更し、到達時分の短縮や接続を改善します。

中央・総武線と東西線の直通運転見直し

 中央線(各駅停車)中野~三鷹間で日中時間帯の本数を見直します。現在、三鷹駅を11時台以降に発車する列車は平日に毎時8本・土休日に毎時12本だが、ダイヤ改正後は平日に毎時7本・土休日に毎時11本とし1本減便します。日中時間帯の中央線から東京メトロ東西線へ直通する列車を現行の毎時4本から毎時2本とします。

 また、総武線各駅停車の西船橋駅から津田沼駅間で東京メトロ東西線直通電車の運転本数を見直します。

武蔵野線で土休日に列車増発

引用:JR東日本千葉支社 – 2026年3月ダイヤ改正について

 土休日の朝時間帯に、武蔵野線から東京駅方面への直通電車を増発します。また、9時台に西船橋駅始発の列車を増発します。

南武線は遅延対策で所要時間増

 南武線は今春のダイヤ改正でワンマン運転となりましたが、遅延が慢性化していました。このため、停車時間等の調整や折返し時間の拡大など一部ダイヤの見直しを行います。

中央快速線でホームドア設置本格化

 中央快速線と青梅線のホームドア設置予定駅では、ホームドア開閉時間を考慮した停車時間に見直します。これに伴い、一部列車で列車の行き先や時刻が変更となります。現行東京駅17:17発青梅行きを豊田行きに変更し、新たに立川駅18:16発青梅行きを新設します。

その他

  • 水戸線の小山発下館行の最終列車の時刻を小山駅23:12発に変更します。これにより、宇都宮線からの乗り換え時間を拡大します。
  • 両毛線の小山駅での接続を改善します。
    • なすの271号が小山駅20:36発になるのに合わせ、小山発高崎行き普通列車の出発時刻を20:45発に繰り下げ新たに接続できるようにします。
    • 高崎駅19:06発小山行きの途中停車駅の停車時間を調整し、小山駅20:57着とします。これにより、小山駅21:05発友部行きの列車に新たに接続を行います。
  • 高崎線の土休日朝時間帯の列車について、籠原駅7:20発上野行きを9:35発に繰り下げ利便性を向上します。
  • 平日のみ朝時間帯に運転している、佐倉駅始発の特急「しおさい」4号・6号の編成両数を変更します。