コロナウイルスの影響が拡大しています。JR東海は700系ラストラン列車「のぞみ315号」の運休を決定しましたので、今後の対応や反応をまとめました。
「のぞみ315号」運休決定
JR東海は2日、700系の東海道新幹線最終営業列車である「のぞみ315号」を運行を取りやめると発表しました。全席が指定席となっており、指定券は数十秒で売り切れ、例によって転売ヤーの餌食となっていました。
同社は新型コロナウィルスによる感染症の拡大を防ぐため、同列車の運休を決定すると共に東京駅出発時と新大阪駅到着時に実施予定だった式典も中止すると発表しています。
JR東海は同列車へ乗車を予定していた乗客に対し、無手数料での特急券等の払い戻しを行うとともに、車内で配布予定だった乗車記念品の引き渡しを行うとしています。
東京駅や新大阪駅など、のぞみ315号の停車駅各駅にて引渡しを予定しており、詳細な日時や場所については決まり次第公式サイトで告知されます。(こちらでもお知らせします)
700系の概要などについては以下をご覧ください
なお、C53・54編成の今後については未定です。最後に浜松工場で撮影会でもしてほしいですが無理な願いでしょうか…
撮り鉄や葬式鉄の暴走も一因か?
JR東海はあくまでもコロナウイルスの影響を考慮したと公式では言っていますが、撮り鉄や葬式鉄の暴走も要因の一つとしてあるのではないか?と考えます。もし彼らの中にコロナウイルスの保菌者がいたら爆発的に広まってしまいますからね…
3/1のツアー専用列車でも一悶着あったようですし、恐らくこれが決め手となったのでしょう。数千万単位の損失が見込まれるなか、JR東海はよく決断したと思います。
JR西日本の16両編成は波動用に
一方、JR西日本の700系B編成もダイヤ改正で定期運用から離れ、以降は臨時列車としての運行になります。私は元日乗り放題きっぷでお別れ乗車をしてきましたが、3/13までひかり441・444号として定期列車で運行されています。ラストランが無くなってしまいがっかりしている方もこちらに乗車してみてはいかがでしょうか?
今のところまだ空席は多数あります。
まとめ
- JR東海は700系ラストラン列車「のぞみ315号」の運休を決定。
- 表向きはコロナウイルスの影響と公表しているが、撮り鉄や葬式鉄が起こした騒動も考慮したものと思われる
- JR西日本の700系B編成はダイヤ改正以降も臨時列車としての運用は残る模様。なお、3/13までひかり441・444号として運用される。