京成電鉄は新型車両3200形を順次投入し、3500形などを順次置き換えていくことを明らかにしました。また、新型特急が押上に乗り入れることも発表されており、どの様な運行形態になるでしょうか。
久しぶりに投入された新型車両
3500形などを順次置き換えへ
2025~27年にかけて3200形を90両投入するとのことで、今後は既存の3500形や3600形を置き換えていくことになります。また、今後は本線や千葉線の普通列車をワンマン化することもあるでしょう。
ただ、3500形や3600形、3400形を全て置き換えるとしても90両も必要はありません。新京成電鉄が合併されて京成松戸線として運用されることになったことから、3000形6両編成のうち一部を松戸線に左遷転用して8800形や8900形を置き換えていくことが予想されます。
8800形(一部)や8900形を置き換えれば京成千葉線への乗り入れ対応車両で統一されますから、運用はかなり楽になることでしょう。これらの形式の乗車・撮影は早めにしておくことをお勧めします。
押上への有料特急乗り入れ・更にスカイライナー置き換えも
現在絶好調のスカイライナーですが、押上への乗り入れを行う事や長編成化をするため今後新型車両を導入し順次置き換えを行う模様です。新幹線程ではないものの、日々160km/hで高速走行を繰り返していることから、想像以上に老朽化が進行しているというのもあるのかもしれませんね。
成田空港は2029年までに「B滑走路」の延伸・「C滑走路」の新設が行われ航空機の発着数が飛躍的に増加する見込みとなっています。それまでに列車の増発を行うことは必須であり、果たしてどんなダイヤを組むのか注目が集まります。