今年8月の台風被害により運転見合わせが続いている区間が複数ありますが、このうち奥羽本線については10/8頃に運転再開するとの発表がありました。なお、五能線の岩館~深浦間については年内復旧を目指すとのことですが、残りの深浦~鰺ヶ沢間と津軽線については復旧の目途が立たないとのことで明暗が分かれる形になっています。
JR東日本パス使用開始に間に合った!奥羽本線は運転再開へ
現在、奥羽本線は大舘~鷹ノ巣間でバスによる代行輸送が行われていますが、10/8に運転再開する事が明らかになりました。これに伴い、現在運休となっている特急「つがる」3往復についても運転を再開します。
JR東日本パスの使用開始が迫る中、何とか再開できそうで良かったです。
五能線は一部区間で年内復旧を目指す
五能線は現在岩舘~鰺ヶ沢間でバスによる代行輸送が行われており、この影響でリゾートしらかみは1・2号のみが鰺ヶ沢~青森間で運行されています。
岩館~深浦間に関しては線路設備等の復旧を行い、年内の運転再開を目指す方針です。残りの深浦~鰺ヶ沢間に関しては線路設備等の復旧を行いますが、現時点では運転再開の時期に関する見通しはたっていないとのことです。
ただ、やはり観光路線であることもあり、とりあえず復旧する方針が示されたことは良かった…と言えるかもしれません。いつになるかはまだわかりませんが、全線復旧が待ち遠しいですね。
津軽線は復旧見通し立たず…
津軽線に関しては8月の豪雨災害により大平駅~津軽二股駅間の複数箇所で被災し、現在も蟹田~三厩間で運転を見合わせています。特に被害の大きかった箇所については復旧工事に少なくとも数か月要する見込みとしており、今後は降雪期にかかるため融雪水の影響も考慮すると年度内の本格的な工事着手は困難な状況とのことです。
運転を見合わせる区間については引き続きバスによる代行輸送を行うと共に、デマンド型乗合タクシー「わんタク」への振替輸送を年度内いっぱいまで延長します。