撮り鉄の迷惑行為は本当に後を絶たないですね。今度は京浜急行の金沢文庫駅で「イエローハッピートレイン」の試運転を撮影するために20名近くが金沢文庫駅に集結しなんと深夜にもかかわらず罵声大会となりました。さらに禁止されている脚立や三脚の使用も確認されており、ネット上では非難の声が相次いでいます…
問題の動画
まずはこちらの動画をご覧ください。撮り鉄が金沢文庫駅のホーム端に集結し、列車の試運転を撮影しようとしている様子が映っています。これだけならいいのですが、本来禁止されている脚立や三脚の使用をしているだけではなく、なんと罵声大会まで起きる始末。
実は撮り鉄のマナーが問題になるのは今回だけではなく、京浜急行でも何度となく問題になっています。記憶に新しいのは品川駅での騒動でしょうか。営業運転前の1000形1890番台「Le Ciel」の試運転で何と安全柵に足をかけるなど線路に転落しかねない状態で撮影を敢行していましたね…
京急側も撮影時に危険な行為はしないようポスターなどで呼びかけていますが全く効果はない模様。もう撮影禁止にしたほうがいいんじゃないですかね…
ネット上の反応は?
脚立などを取り上げる強制力もありません…なら鉄道側が【列車の撮影の為の脚立の持ち込み禁止・脚立を立てた場合 業務妨害で通報・逮捕・没収】と規約を立てれば良い。 +【列車撮影の為の一般客の列車の乗車に迷惑・邪魔になった場合も通報・逮捕・被害届が出れば賠償金の支払い義務が生じる】と規約を立て掲示すれば良い。
そもそも列車は交通手段でその交通手段を利用する人の邪魔になるなど言語道断。そして鉄道に従事する駅員の注意に聞く道もない「撮り鉄」に列車を撮る権利など有る訳もなくイエローハッピートレインをカメラに写しても幸せになれる訳などあるわけがない!
引用:「撮ったらどけよ!」「下がれ」撮り鉄約30人が駅で罵声 京急は対応苦慮「終わると逃げて行った」
脚立などをとりあげることは、本当にできないのか?もちろん没収はできないだろうが、改札の外で返却するなら、問題ないのではないか?列車の運行や一般乗客の安全のためなら、認められるものではないのか?線路に悪戯で置かれた石を撤去するのと同じであろう。
もちろん、駅員さんが逆襲にあうようなことはあってはならないし、それを防ぐためになるべく手は出さないようにと内規があるなら、それはそれで良いし、鉄道会社側を責める材料にはならないが。駅には監視カメラがあるはずだし、ことなかれ主義ではなく、威力業務妨害として告訴し、刑事責任の追求や損害賠償請求をするべきだ。
マナーの悪い鉄道マニアや、たとえその場だけのことであったとしても周囲に恐怖感を与えたのであれば、それはもう客ではない。毅然とした態度をとるべきだ。
引用:「撮ったらどけよ!」「下がれ」撮り鉄約30人が駅で罵声 京急は対応苦慮「終わると逃げて行った」
この試運転列車が、いつ、どこで走るかをなぜ知り得たのか。マニアサイトでは〇〇試験のため試運転を実施なんて書いてあったりするけれど、いまどき情報を漏洩しただけでも社会人としてはどうかというレベルではないでしょうか。
いつも同じ時間だから、そろそろあると思ったから、見たままが上がっていたからというでしょうが、そのうちそんなのだって通用しなくなります。今後このようなことが起こるのであれば、会社は危険を避けるため、無駄な人件費や遅れを避けるためにも、いつもの見慣れた回送などの表示にしてしまうでしょうね。
そもそも視野が狭いのか、みんなやっているからという理由でしょうが、ホームで罵声を浴びせる、三脚を使う、脚立を使うって、どうなんでしょう?いずれ自らの首を絞めたことに気づいたときには手遅れになりますよ、きっと。もっとも、すでに手遅れになっているところもあるかもしれませんが。
引用:「撮ったらどけよ!」「下がれ」撮り鉄約30人が駅で罵声 京急は対応苦慮「終わると逃げて行った」
鉄道会社の労組の安全衛生のホームページを見たが、高所からの墜落、電車等への接触、架線等に近づきすぎての感電事故で多数の従業員が受傷したり最悪死亡事故になるケースが紹介されている。
駅ホームに脚立や三脚、自撮り棒を持ち込んで撮影しているのを見かけるが、脚立の上に不安定な姿勢で乗り撮影したり、交流電化で電圧が高い区間で架線の近くで自撮り棒を使い撮影しているのを見かけるといずれこの労組が指摘した感電や墜落、接車事故が起きないかとハラハラする。
特に脚立は大きく不安定でホーム柵があっても高い場所から線路に転落する危険もあるので、駅構内への持ち込みを禁止しても良いのではと思う。
引用:「撮ったらどけよ!」「下がれ」撮り鉄約30人が駅で罵声 京急は対応苦慮「終わると逃げて行った」
写真を撮るのに邪魔な人に向かって罵倒する人の心理状態には、以下のようなものが考えられます。
制御欲求の高さ:被写体を自分の思い通りに撮影したいという制御欲求を持っていることがあります。そのため、邪魔されることで自分の制御が効かない状況に陥り、不快感や怒りを感じる場合があります。
競争心の強さ:時に他の人と競い合うことがあります。そのため、邪魔されることで自分が優位でなくなったと感じ、怒りや敵意を抱く場合があります。
焦り:瞬間を逃すことが許されない場合、焦りやイライラから罵倒することがあります。このように邪魔な人に向かって罵倒する人は、一時的にストレスや不快感に襲われ、自分の感情を表現するために、攻撃的な言葉を使うことがあります。しかし、相手に対して暴言を吐いてしまうことで、周囲の人々の協力を得られなくなる可能性があるため、適切なコミュニケーションを心がけることが重要です。
引用:「撮ったらどけよ!」「下がれ」撮り鉄約30人が駅で罵声 京急は対応苦慮「終わると逃げて行った」
撮り鉄の迷惑行為は各地で…
それにしても、撮り鉄は本当に懲りないですよね。なんと柵に乗って撮影する輩までいる始末。
各地で迷惑行為を繰り返しては、列車の安全運行を阻害する始末。本当にどうしようもないですね…最近話題の迷惑動画投稿者といい勝負じゃないでしょうか?