【パンケーキクラッシュ？】トルコ・シリア大地震で2万人以上の死者発生も寧ろ良かった事かもしれない件

　トルコとシリアで起きた2度の大地震ですが、順調に死者数が増え2/10の時点で2万人を越えました。現在、救助隊などが派遣され救助活動が続いています。

JR西日本グループが“鉄道専用”SNSアプリ始めました！

　しかし、これは一方で良い事だとも言える可能性もあります。一体なぜそういうことを思うのか？ネット上の反応はどうだったのでしょうか？

2度の大地震で死者2万人越え…

　死者が2万人を超えたトルコ南部の大地震。甚大な被害を受けた隣国シリアの反体制派地域で救助を続ける市民組織がJNNの取材に応じ、国際社会に早急な支援を求めました。

　重機で掘られる新しい墓。被害の大きかったトルコ南部の町では9日、犠牲者が埋葬されました。いまだ増え続ける地震による死者。トルコだけで1万8000人を上回り、シリアとあわせ2万1000人を超えています。

　シリアで特に被害が深刻なのが、北西部の反体制派支配地域。この地域ではシリア民間防衛隊、通称「ホワイトヘルメット」が救助活動にあたっています。（後略）

引用：トルコ大地震 死者2万人超　住民「行政の人は誰もいない…」トルコ大統領、初期対応に問題あったと認める

　トルコとシリアで起きた大地震ですが、予想以上に死者が出ていますね。死者数は2万人の大台を突破しさらに増加していますが、一体何が原因なのでしょうか？

原因は脆弱な建物…パンケーキクラッシュ？

　今回ここまで被害が拡大している一つの要因としては「パンケーキクラッシュ」が挙げられるでしょう。動画を見ると1階から垂直に建物が綺麗に倒壊しており、床だけが折り重なったパンケーキのような状態になっていることがわかります。

　このほか、建築資材に中空レンガが使われていることも要因の一つでしょうか。また、韓国の様に手抜き工事があった可能性も指摘されています。

ネット上の反応は？

　阪神淡路大震災のときは、ビルやマンションでは一階から三階ぐらいまでが押しつぶされていたよね。それに、高速道路も一本柱が途中で折れて横倒しになったりしていた。倒壊しないビルやマンションも少し傾いたのは二三日後には横倒しになったりしていた。その後は、高速道路だけでなく鉄道も高架部分は補強工事がつい最近までおこなわれていた。今でも補強工事がしているところがあるんだろう。

　それに、一戸建てなんかも東日本大震災では二階建ての家も二階はきれいで大丈夫なのに一週間後には二階の重みで一階が潰れるか斜めに崩れる家があった。金のある家はすぐにも解体して新しい家を建てていたのを思い出す。

　関東大震災から百年目だけどあのときの揺れがきたらどこまで耐えられる建物があるのかはわからないよね。

引用：【解説】トルコ大地震　「パンケーキクラッシュ」で被害拡大か　耐震基準“日本並み”も補強追いつかず…

　パンケーキクラッシュっていうのか。日本の建築的には柱圧壊とか脆性破壊とかいうが。

　阪神淡路以降日本の建物は鉛直支持部材や部材同士の接合部の規定が厳しくなって建物重量と同じ力を横から受けてもこういう危険な建物の壊れ方をしないように、ようは地震が来ても多少建物が傾いたり歪んだりしようが鉛直保持能力を有してるような設計方法に変わった。これは阪神淡路のときに柱から潰れた建物やボルトや接合プレートが外れて倒壊した建物、梁が刀で切られたような壊れ方した建物、など建物の耐震性を十分に活かせずに倒壊したのがあったから。

　日本の耐震性のノウハウは地震大国がゆえの経験のもと成り立ってる。今結構な地震が来ても古い一軒家くらいしか倒壊しないのは今までの歴史のおかげだと思う。

引用：【解説】トルコ大地震　「パンケーキクラッシュ」で被害拡大か　耐震基準“日本並み”も補強追いつかず…

　日本の場合、阪神淡路大震災をきっかけに耐震改修促進法が施行され、多くの人が集まる学校や病院などを対象に耐震診断が実施され、旧耐震基準や不適合の建物については、耐震補強が行われてきました。

　1981年以降の建物は新耐震基準が適応されており、比較的地震に対し安全な建物と言えます。日本の建築は、建築確認申請や中間検査、完成検査等公的機関（現在は民間の指定検査機関も行っている）による審査があることも、耐震基準を満たした建物が多い要因となっています。

　トルコの倒壊した建物を見ると、鉄筋コンクリート造の建物の配筋量が少ないように感じます。又、未だ組積造の古い建物が多いようです。日本も大地震の度に基準が強化されてきた歴史があります。今は救助が最優先ですが、復興の際は日本の技術援助を期待したいです。

引用：【解説】トルコ大地震　「パンケーキクラッシュ」で被害拡大か　耐震基準“日本並み”も補強追いつかず…

　時間の経過とともに被害がかなり深刻だったと言うことが分かってきました。様々制約がある事は分かるが、一刻も早く自衛隊を装備品と共に送るべきではないか。

　防衛費増大は日本を取り巻く環境の激変で致し方ないと理解する一方で、対峙する勢力には軍備増強レースをエスカレートさせるばかりだろう。 そんな時こそ、自衛隊をトルコやシリアに派遣し大いに救出活動で活躍して欲しいのです。日本は単に軍備増強を図る事だけが目的ではない、いつでも困難に置かれた人々（国内外を問わず）の為に献身的に汗を流す存在なのだ、と見せつけて頂きたい。

　自衛隊を好意的に捉えてくれる国が増えれば、日本の立場も向上するばかりか、万一の有事の時は支援側に回ってくれる事も期待できよう。

引用：日本の救助は「希望」トルコ地震　倒壊住宅、見守る家族ら

　現役の救助隊員であり救急救命士です。この判断。。。現場で私が対峙したなら、我が四肢をこの子に捧げたいと思いながらの活動となったと思います。

　クラッシュ症候群が一番怖い状況で、今の命の危険度と今後の身体的な機能的な予後を天秤にかけて現場では活動しなければなりません。

　今回の活動で批判される方もおられるでしょうが、今回活動にあたっている現地の方々や我々は国民の生命、身体、財産を保護するために活動していますので、深呼吸していただき少し周りを見渡して活動を見守っていただけたらと思います。

引用：10歳少女の腕を切断して救助　地震発生90時間後に救出成功

　阪神淡路大震災を経験し、当時姉が救命救急センターの看護師であったこともあり、クラッシュ症候群の恐ろしさと、四肢のいずれか(もしくは複数)を失って生命が助かった方々の思いはたくさん耳にしました。

　死んだ方がマシだったと言う方、感謝する方、大切な方を失って自分が助かった罪悪感を感じる方、様々です。でも、辛い気持ち、前向きな気持ち、伝えられるのは命あればこそ、です。そんな思いが、後世の防災・減災への取り組みにも繋がるのだと思います。

　命を救うお仕事をされている方々(仕事でなくてもそういった行動をする方々)に心より感謝とリスペクトを申し上げます。

引用：10歳少女の腕を切断して救助　地震発生90時間後に救出成功

　あの東日本大震災では多くの方々が大津波によりその生命を失ったし、多くの被災した人々がその後過酷な生活を送った事も想像に難くない。

　このトルコ周辺域での大地震は内陸部で起こったにも関わらずその生命を失った人々の数が二万一千名を超える規模の災害だと今、報道している。人類史上、特筆すべき様な自然災害にこの地域の方々は苦しんでいると思う。遠く極東の地にある私が何が出来るのかも分からないが何らかの国際的な支援は絶対に必要だろう。マスメディア等は募金活動含めて活動して政府も支援体制を早期に確立すべきだ。

　紛争の目立つ地域でもあり又、トルコは義理固い国で100年を超える歴史を持っても日本の親切心に応えようとする人々でもある。無反応では人としては恥ずかしい様にも思う。

引用：10歳少女の腕を切断して救助　地震発生90時間後に救出成功

　90時間腕を挟まれていたのなら切断したからと言って全く油断はできない。こういう閉所で4時間以上挟まれて解放されたあと意識もしっかりしているのに突然死んでしまう事がよくある。

　阪神淡路の震災では1時間程度の圧迫で亡くなったケースもある。長時間にわたり手足や臀部を圧迫され続け、その後解放されることで起こる病態で、圧迫された時間よっては、圧迫の解除後、急性腎不全やショックを起こし、死に至る。これを挫滅症候群と言う。詳しい事は調べれば載っている

　腎不全の進行を防ぐためには大量の輸液が必要で、生理食塩水や1号輸液など、カリウムを含有しないものを使用するのが望ましいとされている。これでも無理な時は重炭酸水素ナトリウムを静脈内注射で投与することもある。

　しかし設備の整った日本ならともかく病院ですら大きな被害を受けた現地だと長時間体の一部を圧迫されてから救助された人達が心配だ。

引用：10歳少女の腕を切断して救助　地震発生90時間後に救出成功

　姉のマリアムちゃんが救助隊員らに「ここから出して。何でもしますから」「あなたの召使になります」と小声で訴え、隊員が「いいんだ、いいんだ」と答える場面が映っている。助かって良かったけれど、こんなに小さな子は守ってもらって助けてもらって当たり前なのに、命を助けてもらう代わりに召使になります、という言葉が出てくる所が恐ろしいです。ありがとうだけでいいのに。

　助け出された後も、まだまだ被災地は大変なことになるであろうと感じた。避難所では女性と子供を隔離し、守っていく必要があると思う。そうしないと、どさくさに紛れて人攫いや人身売買が横行するでしょう。

　日本の大震災だって孤児になった子は大人のフォローが届かず、かなりの期間彷徨うことになった子供もいたりしたくらいです。大災害の時はなかなか自分の家族以外も守れる余裕ある人いませんので、トルコ政府やシリア政府がしっかり守ってあげて欲しいです。

引用：がれきの下で幼い姉が妹をかばい３６時間、無事救出　シリア

彼らの死を無駄にしてはならない！

　まあ、彼らの死は無駄にはならないと思うんですよ。福知山線で起きた脱線事故でも107名の死者が出ましたけど、その後JR西日本は路線全体でダイヤの余裕時分や停車時間を増やしましたし、ATS-Pの整備も進みました。更にこの事故が起きて以降の新型車両では車両の強度がより強化されましたし、教育体制も一新されています。彼らの犠牲は無駄ではなかったわけです。

　今回のトルコとシリアで起きた大震災でも死者はたくさん出ましたし建物も多数倒壊しましたが、これを機に新しく建てられる建築物はきちんと耐震性のあるものになると思いますし、建築業界にとっては大チャンスなんじゃないでしょうか。そういう意味で言うなら、未来の死亡事故を防ぐことに貢献した、名誉ある戦死という言い方もできますね！

　今回の震災では多数の死者が出ていますし、国が合同葬儀のような形で葬式を行ってあげればいいんじゃないでしょうか。暗い感じなのは雰囲気的にあまり宜しくないので、できればメキシコみたいにお祭りみたいにした方が良いんじゃないかな～と筆者としては思いますねw

　ということで、最後になりますが黙とうをささげたいと思います。黙祷♪（Ω＼ζ°)ﾁｰﾝ）

最後に

　こういう記事を書くとキーキー喚く方が居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。

• 刑法第230条（名誉棄損罪）
  • 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
  • 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

　侮辱罪に関してですが、これはそもそも死者に対しては一切成立しませんw

　人は誰であろうといつか死ぬわけで、そうなったらただの肉塊になって最後は焼かれて骨だけになります。どんな金持ちでも有名人でもそれは変わりません。自分が死んだら、自分をネタに笑って頂いて一向に構わないですよ？死んだらどうせわからないんですから。なので、私は死んだ人間をネタにする事を少しも悪いとは思いませんし、これからもネタにしていきますw

　逆に「人の死をネタにするな！」とキレてる方は何故人の死をネタにしてはいけないかちゃんと論理的に説明できますか？感情的に喚き散らすだけなら小学生でも出来ますからね。ご意見はお問い合わせ欄からどうぞ。