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 いや~如何に今の日本が平和ボケしているかを象徴するような事故ですね。5/30に陸上自衛隊で行われた手榴弾の投擲訓練で誤爆した手榴弾に巻き込まれ1名が死亡する事故が発生しました。亡くなったのは陸上自衛隊第1師団・第1普通科連隊第3中隊所属の山宮拓(29)と判明していますが、一体どのような人物なのでしょうか?

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訓練中に死亡事故とは…

陸自・北富士演習場で手りゅう弾爆発 29歳の男性隊員が死亡(2024年5月30日)

 山梨県にある陸上自衛隊の北富士演習場で、20代の男性1人が顔などにけがをして意識がない状態で救急搬送され、その後、病院で死亡が確認されました。

 陸上自衛隊によりますと、30日午前8時ごろ、手りゅう弾の投てき訓練に参加していた隊員が別の隊員が投げた手りゅう弾の破片を受け、死亡しました。亡くなったのは、第1普通科連隊第3中隊の山宮拓さん(29)です。搬送された病院で午前10時50分に死亡が確認されたということです。

 陸上自衛隊はすべての火器を使用した訓練を中止したうえで、投げた隊員と亡くなった隊員の位置関係など詳しい原因を調査しています。

引用:陸自・北富士演習場で手りゅう弾爆発 29歳の男性隊員が死亡

 いや~今の日本がいかに平和ボケしているかがよくわかる事故ですね。陸上自衛隊の北富士演習場で行われていた手榴弾の投擲訓練中に事故が発生し、射撃係の山宮拓さん(29)が亡くなったとのことです。本当の戦場じゃなくて良かったですね…

 事故が起きた北富士演習場の場所は上の通りです。

「隠れるのが遅かった可能性も」手りゅう弾の破片が首に…訓練中に陸自隊員が死亡【報道ステーション】(2024年5月30日)

 手榴弾は正常に作動していた模様。どうも隠れるのが遅くなったために事故は起きたようですね…

山宮拓の顔画像や学歴は?

 まず彼の顔画像を調べてみましたが、今のところ顔画像は公開されていませんでした。ニュース等で判明次第追記します。

 次に彼の学歴を調べてみたところ、どうも野球部所属だったようで、中学・高校は以下のように判明しました。

  • 中学校については宇都宮市立雀宮中学校を卒業。野球部に所属していたようですが、特に大した成績は残していない模様。
  • 高校については栃木県立上三川高校を卒業。偏差値を調べてみましたが、44とやはり残念な結果でしたね。野球部も大して強くなく、万年初戦か2回戦で敗退していますね。

 高校の偏差値帯から想像するに、恐らく大学は行ったとしても日東駒専・産近甲龍レベルより下…良くて大東亜帝国レベル、一般的にはFラン大学といったところでしょう。或いは専門学校や就職を経て陸上自衛隊に入隊したのかもしれませんね。それも最後はこんな間抜けな死に様を晒す羽目になったんですから、恥ずかしいですね~w

ネット上の反応は?

 手榴弾の想定加害半径は、最大で20mだそうです。報道によれば、投擲された手榴弾は30m先の標的近くに落ちたそうで、想定加害半径より遠い事になります。亡くなられた隊員は、29歳の三曹(下士官)だそうなので、ヴェテランという事もあり、投擲を見て被弾する事は無い、と言う油断から十分な待避動作を取らなかった現場ネコ案件の様な気がします。

 手榴弾は、全集に破片を飛ばしますが、それほど多数の破片を飛ばすものでも無いですし、30mあまり離れた人の首と言うピンポイントに飛んできたのは、なんとも不運としか言いようが無い事故です。

 ただ過去の航空機事故でも、ありえない様な偶然が重なって墜落事故に至ったケースもあり、基本の動作や決まり事は、如何なる行為においても、決して疎かにすべきでは無いのだと痛感します。

引用:「隠れるのが遅かった可能性も」手りゅう弾の破片が首に…訓練中に陸自隊員が死亡

 お気の毒に、せめて原因が明らかになりますように。言葉じりの話だが、森下泰臣陸上幕僚長の「あってはならない」、事故があったのに平然と言い張るドヤ顔、だからこんな悲惨な事故が起きたのか、ちゃんと再発防止できるのか心配でならない。

 このような誤用をする人が多い、政治屋(≒誤魔化し常習者)だけならマダしも学者が解説等で言うに至っては不審感が湧いてくるのを抑えられない。本来は決まり事を造る側の強い決意、事故が起こる前の、それを当事者側のトップが兵器で言うようでは…、平時でこの有様、有事では…

 なにやら拙速な正当化のように聞こえる、被害者だけが悪いような物言い、さて、各自の配置や動作が適切だったのか、ちゃんと見ていた安全係等の証言を待ちたい。まさか、被害者が見てないタイミングで…

引用:「隠れるのが遅かった可能性も」手りゅう弾の破片が首に…訓練中に陸自隊員が死亡

 手りゅう弾はパイナップル型。砲迫等も同じだが、爆発すると破片だけでなく、周りの石等が同時に飛散する。そして、破片も銃弾と同じで、跳弾となって思わぬ方向に飛ぶこともある。過去に小銃の弾が1km離れたところで見つかったこともある。

 投げてから爆発まで通常数秒あるが、全てがそうであるとは限らない。したがって投擲と同時に指導官も伏せるべきだ。映像を見ていると、遮断部から体が出ており、確実に中に入らないといけない。怖いのは「慣れ」だ。岐阜の射撃事件もあり、全ての射撃等の安全管理を総点検しないといけないのではないだろうか。

引用:かがむ前に爆発?元陸上自衛隊陸将が解説 手りゅう弾訓練で自衛官死亡「飛び方によっては30メートル以上破片飛ぶ」

 5月30日北富士演習場で発生したM26破片手榴弾爆破訓練による射撃係の訓練陸曹死亡のニュースを聞いて今から61年前の陸自幹部候補生学校(福岡県久留米市)で起きた同じく破片手榴弾爆破訓練による死亡者の事故がありました。

 その時は投擲者(候補生)が極度の緊張の為、安全ピンを抜き安全レバーが解除された状態で手榴弾を自分の足元に落としてしまいました。当時の教官は数秒という短時間で色々な事を状況判断したそうです。そしてその教官は咄嗟に足元に落ちた破片手榴弾の上に覆いかぶさりました。自分自身の生命を犠牲にする事で幹部候補生の生命を守りました。非常に勇気のある行動です。

 この件は福岡県久留米市の陸上自衛隊幹部候補生学校で語り継がれています。今回どういった経緯で第1普通科科連隊の山宮3等陸曹さんが殉職されたかは不明ですが第1師団は詳細に事故原因を究明して、2度と手榴弾投擲爆破訓練事故が起こさぬ努力が必要です。

引用:かがむ前に爆発?元陸上自衛隊陸将が解説 手りゅう弾訓練で自衛官死亡「飛び方によっては30メートル以上破片飛ぶ」

 元自衛官なので手榴弾投擲訓練を実際にやった事があるが、記事にある通りピンを抜いてもレバーを握ってる限りは爆発しない。

 投擲してレバーが手から離れて数秒後に爆発するので盛り土や遮蔽物の陰に隠れて被弾を回避するんだけど、実弾を扱った経験が少ない隊員だとピン抜いただけで爆発するんじゃないかと舞い上がってしまい投擲の号令がかかった時には身体が硬直してまともな投擲が出来なくなってる者も居た。

 手榴弾は野球の硬球よりもズシンと重みがあるので、野球の投げ方では肩や肘を傷める。肘を伸ばした状態で手首のスナップも使わずサッカーのゴールキーパーの様なスローイングで投げるんだけど、ビビって焦りながら投げると野球の投げ方になって近場に着弾して『教官の命を縮めるな!』とドヤされてた隊員も見た事がある。そんな簡単な訓練だとは思わないな。

引用:男性自衛官、手榴弾の訓練中に死亡 昭和33年以来の事故に「破片を飛ばす兵器」のルーツと恐ろしさ

 まずは、亡くられた隊員のご冥福をお祈りするとともにご家族等に対してお悔やみを申し上げます。

 私は陸自のOBですが、訓練弾での投擲訓練はしたことはありますが、我々の時代には実弾を使用した訓練がなく20年前くらいから実弾での訓練を開始したとの記憶があります。然し乍ら訓練弾といえども実弾と同じ重さで遠くに飛ばさないと被爆するといわれた記憶があり、当時の体力検定でもソフトボール投げで30メートル超えないと失格でした。

 今回どういう状況かわかりませんが、日本を取り巻く安全保障環境は最悪とされており、実戦に近い訓練が行われており自衛官の皆さんは人手不足もあり肉体的にも精神的にも大変な時代ですが、これからも国防の任よろしくお願いいたします。また、国民の皆様には憲法に自衛隊明記への賛同をよろしくお願いいします。亡くなれた多数の殉職隊員も浮ばれないです。

引用:手りゅう弾が爆発 自衛隊員が死亡 29歳三等陸曹 北富士演習場で演習中 山梨県

 亡くなられた隊員が29歳とあるので亡くなったのは指導的立場の隊員でしょう。原因として考えられるのは投擲ミスによって近くに落ちてきたことに気付かなかったか、爆発音のする方向へ振り向いたところ、たまたま大きな破片が運悪く当たってしまったのでしょうか?土嚢などの遮蔽物があるはずですが少しだけ出ていたのかもしれません。

 もしも隊員が密集しているところへ手榴弾が転がって来てならば、経験のある隊員は時間的猶予が無いことは知っているはずなので大声で「伏せろ!」と周りへ危険を知らせると同時に後方へ飛び伏せるでしょう。

 他の新米隊員が恐怖で固まって回避行動を取る様子が無いので咄嗟に体が動いたたかもしれませんが、そんな場合だとしても胸や顔などを腕で庇いつつ身体から遠い足先で誰も居ない方向へ蹴り出そうとすると思うので、顔面への致命傷からは違いそうです。

引用:手りゅう弾を使った訓練中 破片が当たり29歳の男性隊員が死亡 山梨・北富士演習場

亡くなったのがこの方で良かったのでは…

 まあ、亡くなった方は可哀想かもしれませんが、この程度の自衛隊員なんて山ほど居ますし、亡くなったのがこの方で良かったという見方もできるでしょう。人間のValueには優劣があるわけで、これがもし経験を積んだ隊長だったりしたら本当に目も当てられない結果になっていたことでしょう。

 この程度の個体であれば、全体からみれば影響は僅かですし、埋め合わせは十分できるでしょう。おまけに最後にこのような事故で全国的に報道されて手榴弾の危険性も認知されたわけで、ある意味では必要な犠牲だったとも言えますかね。この方のご両親もまだ恐らくは存命だと思いますし、養子をもらうなり子供をまた作ればいいだけの話ではないでしょうか?

 最後に、黙とうをささげたいと思います。黙祷(Ω\ζ°)チーン)

最後に

 こういう記事を書くとキーキー喚く方が居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。今回の場合はれっきとした事実ですから成立しませんね(笑)

  • 刑法第230条(名誉棄損罪)
    • 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
    • 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

 侮辱罪に関してですが、これはそもそも死者に対しては一切成立しませんw

 人はいつか死ぬわけで、それがいつかは知りませんが必ずいつかは死にます。どんな金持ちでも有名人でもそれは変わりません。自分が死んだら、自分をネタに笑って頂いて一向に構わないですよ?死んだらどうせわからないんですから。なので、私は死んだ人間をネタにする事を少しも悪いとは思いませんし、これからもネタにしていきますw

 逆に「人の死をネタにするな!」とキレてる方は何故人の死をネタにしてはいけないかちゃんと論理的に説明できますか?感情的に喚き散らすだけなら小学生でも出来ますからね。大体、日本が平和ボケしすぎているからこういう事故が起きるわけで、日本でもそろそろ実戦を一度経験したほうが良いんじゃないかと筆者としては思いますよ。