北陸新幹線は車両の水没や線路の冠水などにより運転を見合わせていましたが、明日25日より運行を再開します。ただ、10編成も水没してしまった影響が大きく、当面の間は暫定ダイヤでの運行となります。「かがやき」は1往復のみの減便にとどまりますが、「あさま」がその分の割を食う形となり5.5往復減便となります。今回は暫定ダイヤの考察と今後の復旧見込みを行いました。
「あさま」が大幅減便に

台風19号により長野新幹線車両センターに留置してあった車両10編成が水没する被害などが出た北陸新幹線ですが、25日より暫定ダイヤでの運行を再開します。

「あさま」が5.5往復の大幅減便となりますが、そのほかは「かがやき」が1往復減便となる以外大きな変化はありません。なお、「あさま」の減便に伴い、朝方に高崎~東京で「たにがわ」が2本増発されるほか、「はくたか」の一部列車が安中榛名・佐久平駅に臨時停車します。なお、時刻表に関してはこちらをご覧ください。
下りに関しては東京駅発17時台がないため、前後の列車はかなり混雑しそうです。また、長野駅から富山・金沢方面に向かう列車も18:12発の「はくたか」の後は19:48発の「かがやき」までないため注意が必要でしょう。
上りに関しては朝方の「あさま」が減便されているのが痛いですね。 高崎~東京で「たにがわ」が2本増発されていますが、長野~安中榛名の各駅から乗車する人たちにとっては純粋な減便となっています。通勤で利用している方は注意が必要です。また、「あさま」が運転しない時間帯は「はくたか」を「あさま」停車駅に停車させて救済するようです。
繁忙期は「Maxあさま」の運行も視野に?

E4系の一部編成が軽井沢 (P51・52 )・長野 (P81・82、軽井沢駅~ 佐久平駅間の電源周波数切り替え装置(60Hz対応)を搭載) への入線に対応していますが、重量の関係から旅客を載せての碓氷峠越えは不可能だったのか、下り列車での「Maxあさま」の運用は設定されていません。
従って上りのみの設定ということになりますが、果たして回送列車を設定してまで「Maxあさま」が設定されるのか。E4系の引退は間近と言われているだけに、設定されたら注目を浴びることとなりそうです。
金沢~上越妙高間で携帯使用可能区間拡大
また、翌26日より北陸新幹線のトンネル内で、携帯電話の通話可能エリアが拡大します。峰山トンネル(上越市)から上越妙高駅(同)までの4トンネルの計13キロ区間が拡大され、JR西日本の管轄区間は全線で使用可能となります。(詳しくはこちらをご覧ください。)
残る上越妙高~飯山間の3トンネルでも工事が進められており、来年4月をめどに北陸新幹線の全線で携帯電話の使用が可能となります。
まとめ
- 下りは東京駅17時台の列車がないので前後の列車の混雑が懸念される。また、長野駅から富山・金沢方面に向かう列車も18時~19時で1時間半列車間隔が空くので注意。
- 上りは朝方の「あさま」2本減便、ただし「たにがわ」が高崎~東京間で運転されるので、影響があるのは長野~安中榛名の各駅のみ。
- 日中時間帯は「はくたか」1本のみの時間帯があるので当面自由席の混雑や指定席が取りにくくなることが予想される。
- 携帯電話の使用可能区間が拡大。残りは上越妙高~飯山間のみに。2020年4月をめどに北陸新幹線の全線で使用可能になる。