JR各社が今夏の臨時列車を発表しましたが、その中で「ムーンライトながら」の設定はありましたが、「ムーンライト信州」の設定は今夏もありませんでした。
ムーンライトながらは運転継続
「ムーンライトながら」は今夏も無事に運転を継続することになりました。詳しくは「夜行快速ムーンライトながらを利用するときのポイント」をご覧ください。
しかし、ここ数年運転日が減り続けているのは気になります。今後も運転が継続されるかは不透明なので、機会があったら乗車・撮影などの記録を怠らないようにしましょう。
ムーンライト信州は廃止か?
「ムーンライト信州」は今夏も運転の情報がありませんでした。恐らく189系の運行終了に伴い、廃止となったものと思われます。悲しい話ですが、車両の老朽化や乗客の減少等を鑑みると、仕方がないかなと思ってしまいました…
てっきり、E257系5両編成で運転継続するものかと思っていましたが、やはり夜行列車の運転はコスト面などで厳しいのでしょうね。
諏訪湖花火大会号が運転
ただし、「諏訪湖花火大会」の観覧客の輸送で運転される「ムーンライト信州」に関しては、列車名が「諏訪湖花火大会号」に改め存続することとなりました。車両はE257系9両編成が充当される模様です。なお、グリーン車指定席は青春18きっぷでは乗車不可です。注意しましょう。
ただし、運行本数が一日当たり2本から1本に減ったのは気になります。ただ、上諏訪地区の宿泊施設には限りがあるので、さすがにはこちらも廃止されることは考えにくいです。今後、E257系だけではなく、E353系でも運行があるかどうか注目でしょう。
- 列車名: 諏訪湖花火大会号
- 車両:E257系9両編成(全車指定席)
- 運転時刻:上諏訪0:10(9/7は23:32発)→新宿5:20
- 運転日:8/16、9/7
まとめ
ついに「ムーンライト信州」は事実上の運行終了となってしまいましたので、残るは「ムーンライトながら」のみとなってしまいました。いよいよ日本では夜行快速が絶滅する日も近いのかもしれません。そうなったら、今後は夜行列車に乗るには外国へ行かなければならなくなってしまいますが、それだけは避けて欲しいですね…