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地方鉄道へ譲渡のうわさがあった東武鉄道20000系ですが、5/29の深夜に京王重機整備の北野事業所構内へ向けて陸送が実施されました。今後アルピコ交通への譲渡に向けて先頭車改造などが行われるものと思われます。
20000系中間車が陸送
5/29の深夜に20000形のモハ24803と20050形のモハ25853が渡瀬北留置線から京王重機整備の北野事業所構内へ向けて陸送されました。今後アルピコ交通への譲渡に向けて先頭車改造などが行われるものと思われます。
このほか、20000形のパンタグラフ付きモハと20050形パンタグラフ無しモハがそれぞれ3両づつあるため、今後も20000形+20050形の2両編成で譲渡が行われると思われます。
どんな改造がされるのか?投入時期は?
具体的な改造内容としては
- 先頭車化改造
- 走行機器の再配置とリニューアル
- VVVF化の可能性も否定できない。近年の傾向から考えるとSiC-VVVFか?ただ、変電所の容量の問題があるため、チョッパ制御のままになる可能性もある
- 走行場所が寒冷地のため、耐寒装備の強化。一部編成は霜取り用パンタグラフの設置も?
- 運賃箱や案内表示機、運賃表、整理券発行機の設置でワンマン運転に対応。半自動ドアの設置も行うものと思われる。
- 自動放送や行先表示機の更新。
- 扉上にはパットビジョンの設置?
- 車椅子スペースの設置。必要に応じてカラーリングの変更と車内のリニューアル。
運転開始時期については来春~夏辺りではないでしょうか。久しぶりの新型車両投入となることから試運転や訓練は念入りに行う必要があるでしょうし、VVVF化となれば変電所などの強化や誘導障害への対策も必要になってきます。
アルピコ交通には待望の新車投入となる今回の譲渡劇。運行開始が楽しみですね。