西武鉄道の40000系ロングシート車(通称:40050系)はこれまで代走で地下鉄乗り入れ運用に就くことはありましたが、基本的には西武線内での運行でした。
しかし、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」ラッピング電車となっている40151編成については7/31より西武有楽町線ならびに相互直通区間への運行を本格的に開始しましたので、その様子をまとめました。
初日からFライナー運用へ充当
40000系も地下鉄への乗り入れがないわけではないのですが、たいていは有料列車としての乗り入れであり、一般の列車に充当されるのは代走などのレアケースのみでした。
しかし、今回ラッピング列車が地下鉄方面への直通を果たすことになり、大きな注目を集めていました。
なお、翌日には和光市まで入線しています。ラッピング車の運用は10月中旬までを予定しています。
今後は9000系を置き換えへ
今回の運用で問題が無ければ、今後40000系のロングシート車も順次増備が行われ、今後は地下鉄へ乗り入れる40000系のロングシート車の姿も珍しいものではなくなるのかもしれません。
そうなると、今後は40000系ロングシート車投入で余剰となった6000系を順次地上線運用へ転属させて9000系を置き換えるものと思われます。
なお、9000系は短編成化・ワンマン化改造を行い順次多摩湖線への転用が行われる模様です。記録は早めに行っておいた方がよいでしょう。