2025年春に行われるダイヤ改正の内容をまとめました。今回はJR東海編です。早朝深夜時間帯の「のぞみ」増発や東海道線の豊橋駅での接続改善、315系の追加投入などが内容となっています。
「のぞみ」の指定席拡大
今春のダイヤ改正で「のぞみ」の3号車を新たに指定席とします。「のぞみ」の自由席は1・2号車のみとなります。なお、「ひかり」・「こだま」の自由席号車に変更はありません。
「S Work Pシート」は値上げに
「S Work 車両」(「のぞみ」「ひかり」「こだま」(16両編成)の7号車指定席)の一部には「S Work Pシート」(3人掛け席の中央(B席)にパーティション等を設置することでパーソナルスペースを拡大した座席)が設置されていますが、5/15乗車分より1回の追加額が2000円に値上げされます。
最終「のぞみ」を繰り下げ
列車名 | 東京発 | 品川発 | 新横浜発 | 名古屋着 | 京都着 | 新大阪着 |
のぞみ491号 | 21:30 | 21:37 | 21:49 | 23:06 | 23:41 | 23:54 |
現行21:24発が東京発新大阪行の最終「のぞみ」となっていますが、21:30発の臨時「のぞみ」を需要が多い時期に設定します。
列車名 | 東京発 | 品川発 | 新横浜発 | 名古屋発 | 京都発 | 新大阪着 | 岡山着 | 広島着 | 小倉着 | 博多着 |
のぞみ203号 | 19:00 | 19:07 | 19:18 | 20:41 | 21:16 | 21:29 | 22:16 | 22:56 | 23:43 | 23:59 |
現在は18:51発が東京発博多行の最終「のぞみ」となっていますが、山陽方面への需要が多い時期を中心に最終列車を19:00発に繰り下げます。山陽方面へのご利用が多い下り東京発7・8時台の54分発と上り東京着18・19時台の21分着に、山陽新幹線へ直通する臨時「のぞみ」を1時間当たり1本増やし、定期「のぞみ」を含めた最大運転本数を7本から8本へ増やします。
東京発新大阪行の臨時「のぞみ」を6時台に1本増発し、ご利用が多く見込まれる日に運転します。
315系が大垣~米原ローカル運用に進出
今回のダイヤ改正から大垣~米原間のローカル運用に315系が新たに充当されています。これに伴い、311系はまもなく引退することとなります。撮影や乗車はお早めに。
浜松~豊橋から豊橋以西への直通が激減
今回のダイヤ改正で浜松~豊橋間の運用分離が進み、浜松から豊橋以西に直通する運用が激減しています。これに伴い、浜松方面と接続する名古屋方面⇔豊橋の快速列車を7番線で折返し運転とし、豊橋⇔浜松方面の普通列車は同じホームの8番線で折返し運転することにより名古屋方面と浜松方面の相互の列車を、同じホームで乗り換えできるようにします。