JR西日本は岡山支社で運行されている117系などの置き換えを目的として227系を岡山・備後エリアへ導入することを発表しました。2両編成と3両編成の投入を計画しており、計101両を投入する模様です。
遂に新型車両を投入へ
JR西日本は岡山・備後エリア向けの新型車両として227系を投入することを発表しました。2両編成と3両編成を計101両投入するとのことです。
車両外側のカラーはシルバーを基調に、岡山県の桃・広島県福山市のバラ・同県尾道市の桜に共通するピンク色を採用するとのこと。車内ドア上部の情報表示装置による2か国語での行き先案内やドア付近のスペース拡大・車椅子やベビーカーをご利用のお客様のスペース設置やバリアフリートイレの設置で利便性を向上すると共に先頭車間転落防止ホロ・EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)・防犯カメラ設置で安全性の向上を行います。
117系などを置き換えへ
今回の新型車両の導入で多くの国鉄型車両が置き換わることになりますが、この車両数では流石に全車両を置き換えるまでには至らないのではないか?と思われます。ただ、113系や117系・105系を置き換えるには十分な両数ですので、これらの系列は来年度以降一気に減っていくことが濃厚です。
115系は227系の投入後もしばらくは状態のいい車両を中心に生き残りそうですが、それもいつまで続くのか。225系の投入で221系や223系の4両編成を玉突き的に岡山エリアへ転属させる可能性も否定はできないですし、そう考えると115系もそこまで長くはもたないかもしれません。
227系の投入でいよいよ余命宣告がされた岡山・備後エリアの国鉄型車両たち。乗車や記録はお早めに。