現在置き換えが進行中の東急電鉄8500系。残り2本となった内の1本で最後の赤帯編成だった8631Fが5/25に長津田検車区から恩田経由で長津田車両工場へ回送されました。最後に残ったのは青帯の8637Fですが、果たして無事に運行を終えることができるのでしょうか?
8631Fが廃車回送される…
5月に廃車になることが明言されていた8500系8631Fですが、5/25に長津田検車区から恩田経由で長津田車両工場へ廃車回送されました。通例ですとドアステッカーが撤去されてから回送されますが、今回はドアステッカーの撤去は行われず廃車回送のダイヤも通常とは異なっていた模様です。なお、同編成の運用離脱に伴い、現役の東急車から扇風機搭載車・自動放送装置・ドアチャイム・ドア上LED表示器のない車両が消滅しました。
最終運用は5/23の44K運用・長津田→清澄白河の準急でした。さよならヘッドマーク掲出後は基本的に平日しか運行がありませんでしたね。なお、運用離脱に伴う回送の様子は、7月を目途に東急電鉄公式チャンネルや「ありがとうハチゴープロジェクト」特設サイトでの公開を予定している模様です。
8500系ラストランで東急電鉄が撮り鉄向けに注意喚起
8500系は残り1本(8637F)となり、運用数を考えればこちらもいつ定期運行を離脱してもおかしくはない状況ですが、ひとまず来年1月までは運行を続ける模様です。
しかし、東急電鉄では8500系のラストランへ向けて撮り鉄などに対し以下の行為を行わないよう注意喚起を行っており、守られない場合には8637Fの営業運転やイベント等を取りやめる可能性があること、また悪質と判断されるケースや列車運行に支障があると判断されるケース等においては法的対応をとる場合があることを明言しています。
- 運行中の列車に向けてのフラッシュ使用
- 立入禁止区域での撮影
- 三脚および脚立等を使用しての撮影
- 点字ブロック(誘導ブロック、警告ブロック)の上で立ち止まる行為
- 踏切設備やホームドア等の鉄道設備に触れたり、身を乗り出しての撮影
- 踏切設備やホームドア等(ホームドア、センサー式固定柵、ホーム端部固定柵、道路等との境界柵)から身を乗り出した場合は列車に接触する可能性があります。また、身を乗り出さない場合でも、列車通過時の風で煽られて転倒したり、ホームドアが開く際にドアに引き込まれる等の危険性があります。
- その他列車運行に影響を及ぼすおそれのある行為や危険な行為
こんな事どれもごく当たり前のことだと思うのですが、わざわざ鉄道会社側が言わなきゃいけないのかと思うと本当に情けない話ですね~
しかし、最も読んでほしいであろう迷惑撮り鉄向けにはあまり効果が無いのかもしれません。迷惑撮り鉄って大抵底辺校に通う学生とか学校を中退した連中ばかりなんですし、名探偵コナンの逆バージョンで図体だけ大きくなって頭は幼稚園児や小学校低学年レベルの知能しかないと思われるわけですから漢字だらけの文章を掲出しても…という感じです。上のツイートの様にひらがなだけの掲示をするとか、後は折角Youtubeチャンネルを持っているわけですから最低限守ってほしいルール・マナーを数分間の動画にするとかの方が効果的であると個人的には思いますね。