今春のダイヤ改正で「おおぞら」の運用から退き休車となっているキハ283系ですが、ここへ来て石北本線の特急「オホーツク」・「大雪」に投入される可能性が出てきました。
今年のダイヤ改正で「おおぞら」から撤退
キハ283系は振り子付き車両として1997年にデビュー後長らく「おおぞら」や「北斗」などで活躍してきましたが、車両の老朽化がやや進行してきたのか?後継のキハ261系に順次置き換えられ、残る車両も今春のダイヤ改正で遂に定期運用を失いました。
定期運用を失った後は廃車になるものと思われましたが、苗穂運転所に留置された状態が続いています。
「オホーツク」・「大雪」に投入へ?
ところが、思わぬ形でキハ283系の「オホーツク」・「大雪」への投入が発覚します。きっかけとなったのは「JR北海道ソリューションズ」の広告でした。キハ183系をキハ283系で置き換える計画があるようです。
ただ、長距離特急がグリーン車無しではさすがに格好が悪いでしょうし、果たしてどうするのか。現状を考えると繁忙期だけグリーン車増結というスタイルも可能性として考えられないではありませんが…
このほか、一部の駅ホームの高さが低いためキハ283系を投入するとホームと列車の間に段差ができるという指摘も。これも一体どうするのか、キハ283系の石北本線投入には課題が多そうですね…