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「りょうもう」用車両として200系と共に活躍を続けてきた250系251F。唯一の完全新造車なこともあり注目を集めてきました。今春のダイヤ改正で休車となり、6/7に南栗橋車両管区館林出張所から北館林荷扱所へ回送されたため、恐らく廃車になるものと思われます。
200系の本数が足りなくなり、1本だけの新造車が
従来は1800系によって運行されていた急行列車「りょうもう」でしたが、さらなるスピードアップ・特急格上げを目的として日光特急で運用されていた1700系・1720系を車体更新した200系9本が投入されます。
しかし、予想以上の利用客増加に対応するため足回りまで含めた完全新造車が1本だけ製造されました。それが250系です。足回りは当時最新型となっていた30000系のものを高速運転用にチューニングしたものとなり、VVVFインバータ制御が採用されています。また、パンタグラフの位置も若干異なっているのが特徴です。
余剰となり敢え無く廃車に…
しかし、やはり異端車は扱いづらいのか?今春のダイヤ改正で休車になると、先日敢え無く廃車回送されてしまいました。
晩年は異端車であることもあり、PMSMの試験車にもなっていたようです。