昨年11月にJR東海の検測車「ドクター東海」の撮影を目的として線路内に侵入し東海道線が一時運転見合わせとなり事件が起こりましたが、この度撮り鉄の女性が無事書類送検されたことが明らかとなりました。どうやら撮り鉄の醜態が最近各地で相次いでいる中、警察も重い腰を上げた模様です…
電車を止めた代償は重く…
列車を撮影するため、静岡県藤枝市のJR東海道線の線路内に立ち入ったとして、警察は2月18日、藤枝市内に住む70代の女性を鉄道営業法違反の疑いで書類送検しました。
警察によりますと、女性は2021年11月13日午前11時ごろ、藤枝市下青島のJR東海道線の線路内に立ち入った疑いがもたれています。これまでの取り調べに対し、女性は「珍しい列車を撮りたかった」などと容疑を認めているということです。
女性は目当ての列車を撮影するために、線路内で待ち構えようとしていましたが、その前の列車の運転士が女性の存在に気付いたため緊急停止し、一時、六合駅と藤枝駅の間が運転見合わせとなりました。
関係者によりますと、女性は線路などの検査をする「ドクター東海」をスマホで撮影する目的だったとみられています。列車を撮影するいわゆる「撮り鉄」を巡っては、一部でマナー違反が問題になっていて、JR東海は「列車を撮影する際に絶対に線路内には立ち入らないでほしい」と注意を呼び掛けています。
引用:列車撮影で線路内に入った70代女性を書類送検「珍しい列車撮りたかった」(静岡県)
また撮り鉄がやってくれましたね。天下の東海道線を珍しい電車を撮影したいからという身勝手極まりない理由で線路内に侵入した挙句運転見合わせにさせた撮り鉄ですが、無事書類送検されましたね。しっかり罪を償ってもらいたいものです。ただ、高齢ということあり、ネット上では意見が分かれていましたね…
タイトルだけで、このおばあちゃんは鉄道に関心はなく、孫のためにやってしまったというのを察した。(他の記事ではタイトルに載っていたみたいだが)
70代でも後半の人の一部は、幼少期の終戦後の混乱期に、客車の屋根にも大勢乗って移動したり(転落死も日常茶飯事)している大人や、普通に線路を歩いて汽車がきたら避ける様な時代も経験している可能性もあり、線路横からの撮影に対してアウトとセーフのラインが違ったのだろうね。鉄オタは自分のためにやらかすが、このおばあちゃんはかわいい孫の為に撮影したということや残りの推定余命、反省度を鑑みると、厳重注意程度で勘弁してあげてほしいと思う。
引用:列車撮影で線路内に入った70代女性を書類送検「珍しい列車撮りたかった」(静岡県)
高齢者が線路内侵入とは高い勉強代になるな。
上下線あわせて28本で運休や最大40分の遅れとは東海ガッツリ高額損害賠償請求してくるぞ。
引用:「孫に見せたかった」 線路に侵入し車両撮影か 70代女性を書類送検 静岡・藤枝市
ネットの意見を見ていると人の批難や批判が凄く多いような気がします。踏切内に入ることはいけないことです。それは間違いありません。だけどこの年配の方が暮らして来られた昔の時代はそんなルールもなく、誰でも自由に気軽に入れた時代。もちろん今はダメです。でも考えてみて下さい。あなたの親や祖父母の方が同じようなことをしてしまった時に、同じような口調で非難できますか?
昔はそれでもよかった時代に生きた方に、今ではだめなんですよと言うことをわからせてあげることが必要なんじゃないでしょうか?正論だけを盾に取り、批難するだけじゃ血も涙もないです。ダメなことはダメでも、それを暖かい目で見ながら変えさせていくことも大事なのではないでしょうか。
引用:「孫に車両の写真を」で書類送検 70代女性、線路侵入疑い
各地で相次ぐ撮り鉄の悪行…
まあ今年も撮り鉄たちの醜態が後を絶たないわけですが、品川駅では新型車両の撮影をしようと脚立や三脚を多数林立させ、さらには肩車まで組んで撮影に及んでおり利用者の迷惑に。
つい最近も本庄駅で罵声大会を繰り広げ関係各所に迷惑をかける始末。本当に救いようがないですね~